2011年12月5日月曜日

週刊現代12月10日号(談志追悼)

連載を持っていたからか、「週刊現代」はグラビアと特集で家元の追悼記事が充実している。記事とグラビアで多面的に振り返っている。若い頃の弾けるような写真がすばらしいから、もっと見たい。コント55号との写真からも時代の先端を走っていたのがよくわかる。
「いや、はや、ドーモ」では家族が隠していたという病状を素直に記載した未発表原稿がある。弱気な家元は見せたくなかったのだろう、病状が率直に語られている。
NHKラジオで放送中の「談志さんをしのんで・新・話の泉」を聞きながら書いている。桂三枝がゲストの昨年の録音では、声の様子が悪いのがよくわかる。家元は晩年の志ん生に「座っていただけでもいい」といったそうだが、家元もそのとおりだ、もっと見て聞きたかった。