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2012年6月17日日曜日

はらこの甘煮(山形みやげ)

鯉の甘露煮はよくあるけれど、はらこだけは珍しい。鯉は内蔵が旨いというし、白子と卵で作っているから、数も少ない貴重なものだそうである。確かにWebページでも載っていない。
ここは寒河江で四代にわたって鯉を商っているという「丸原鯉店」で購入したもの。東京では鯉食は失われてしまったが、どこにでも居る魚だからかつては広く食べられていたのだろう。
しっかりと味付けられたはらこは旨い。純米酒でもご飯のおかずにもいい。

2012年6月13日水曜日

白露ふうき豆 (山形みやげ)

えんどう豆のあんこは「うぐいす餡」。山形の和菓子の筆頭は「ふうき豆」。市内七日町の老舗デパート大沼の蕎麦にひっそりとあるのが、山田屋。間口が狭いから車では見つけるのに苦労する。実は昨年は見つけられなかったのだ。
山田家の「白露ふうき豆」は見た目は、漉してないえんどう豆の形が残ってるだけだが、これがやたらと旨い。うぐいす餡とは同じ材料でできているとは思えないほどである。
砂糖がガツンと来る甘さではなく、むしろ控えめに感じる程だが、よくある薄味でパンチの無い砂糖控えめとは対局にあり、濃いのだ。バターが入っているようなしっとりした滑らかな口当たり、洋菓子でも食べているような濃厚な豆の旨み。夏は日持ちが3日、店舗でしか販売しないという潔さ。山形に行ったら絶対のお勧めだ。

2012年6月11日月曜日

大野目温泉 と 麺屋丸文 (山形で食べる)

山形は蕎麦だけかと思ったら、ラーメン屋もたくさんある。マラソンの汗を温泉で流したらお次は腹ごしらえだ。今までは東根で温泉に入り、谷地の「鶏そば」をたらふく食べるのが黄金コースでもあったのだが、いつも混んでいるから今年は山形市内まで足を伸ばす事にした。
選んだもう一つの理由は温泉に近いこと。ゲソ天ラーメンで有名な「有頂天の元祖」併設の「大野目温泉」のすぐそばなのだ。まずは温泉だ、のぼりを目印に行けば間違いない。ラーメン屋の横にひっそりとある入り口。300円とは安い、なんとシャンプー、ボディソープまで付いている。大きな岩風呂には金気のある淡緑色の温泉が掛け流されている。適温で温まり、安くて空いている。理想の温泉だ。
汗の引くのを待ったらお次はラーメン。ここも人気らしく日曜日の午後3時過ぎでも多くの客がいる。注文は「丸文ラーメン大盛り」。透き通った蝦スープにワンタン、味付き卵に大きなチャーシューが三切れ。丼からはみ出しそうな勢い。上品でダシの聞いたスープが麺と絡む。旨味、サッパリを旨く組み合わせたうぜいたくラーメン、チャーシューをかじり、麺をかき込み、ワンタンのチュルチュルを味わう。旨い。

2012年6月9日土曜日

次年子 七兵衛そば (山形で食べる)

山形は蕎麦の名所。次年子は羽州街道からは相当山に入る。今でこそ東根まで高速、国道347と県道36号が整備されているから雪がなければアクセスの問題は無いが、以前は大変な僻地。蕎麦はご馳走であったわけだ。土日は混むということだから、朝5時半に家を出て一気に次年子まで。県道から坂を上がるのだが大きな看板が出ているからすぐわかる。
10時半に到着するとすでに車が何台も止まっている。開店前でも戸を開けて番号札を取るのがコツ。そうでないとせっかく早く着いても順番が遅くなってしまうから。開店前にはすでに番号札を持った人たちが並び始める。

店内は民家そのまま、番号順に長机に詰め込み。まず出てくるのはつまみが三皿。ぜんまい、きくらげの芥子醤油と昆布の煮物。どれも旨いし量も多い。肉厚のきくらげはプリプリ。さすが山村。山菜まつりもあるというから来てみたいものだ。左端にあるのは大根のおろし汁。そばつゆを垂らして此れで食べるのだ。
肝心のそばは、田舎そばといったものでぼそぼそで歯ごたえのあるもの。一椀でも普通の一枚以上ありそうだ。おかわりは二つは無条件で配られる。三つからはおかわりを聞かれる。大食いの自信はあったが三倍でたっぷり。おろし汁はおかわりできるし、そばつゆもたっぷりあるから、ゆっくりじっくりと楽しめる。
ワシワシ、モリモリと食べて満腹。さすがの山形。旨い。