立川談志一門会で家元の復帰後初高座を聴くことができた。 場所は練馬。
まずは出演者の印象から
談笑: 「薄型テレビ算」、堪能しました。悪者をやるのが似合います、着物の着付けが悪いのも許せます。
市馬「堪忍袋」: いい「のど」です。落語もきっちり決めてます。 寄席に出なくなるのは困るので、一門には入らないようにして下さい。 のどを生かして川柳川柳の後継も狙ってほしいです。
お約束、「家元 まだお見えになっていません」のくすぐりをは、市馬、松元ヒロから。
そして、家元の登場。
上がってしばらくは身振り・手振りで声を出さず。よくわからず。何言ってたんだろうね。
まだ相当悪いのか、と、心配しだしたところ「(身振りでは)やっぱり、わかんねぇだろうな」の一声で、ホット安心。いつものように小話いくつかのあと、「つるつる」。途中でアラームがなって、素に戻ってしまったり、「滅多にやらない、30年ぶりかな」とも言っていたので、本人としてはいい出来ではなかったのだろう。
でも、楽しめました。ナマで見て、聞いて満足。 そりゃあ、以前のような勢いや張りはないかもしれないし、詰まるところもあるけれど、それも家元芸として見せて頂きました。やめることはないと思ってます。でも、『やめないでください!』