「騒々しい幽霊」は、上方漫才としても楽しめる。 というより漫才の速記を呼んでいるように楽しい、これで「謎解き」もあるのだから二重においしい。
漫才だけでなく、会話推理(つまり、会話だけで地の文がない推理小説)にもなっているとは、作者の技に脱帽。
「四季」というだけあって、季節ごとの「保住」探偵の生活に推理が絡まってくる。春の新学期、五月病、夏の海、テニス合宿、学園祭、、、と、学生気分も「多少」味わえる仕掛けになっている。
★★★★ 楽しく読めて面白い、お買い得。2,100円なら買います/定価1.700円
今日のジョグ: 4.8km (32'23" 週末ジョガー程度には走りたい)