沖縄は、経済自由都市として海外資本を呼び込み、経済的に自立しようとしていた。この調査で出張した磯貝は、不審な外国人に襲われるが、美しい美里、知事補佐官の比嘉と出会い、結局は沖縄へと出向することになる。
経済的独立は、利権の奪い合う闇社会も呼び込んでしまう。
中国本土、台湾の裏社会同士の抗争は鮮鋭化して、住民を巻き込んだ大騒乱になる。磯貝は比嘉の片腕として事態を収集しようとする。
背景の説明が多すぎ、スピード感に欠けるし、結末も想定の範囲内。無理して読んだ。
定価で買ったら、がっかりするだろう。 680円/定価1,700円。