学園ミステリー。今は音楽教室として使っている古い建物で新学期の始まりに起こった幽霊事件と妙なうわさ。理事長の号令のもと、事件解決のために本格推理委員会という名の「探偵団」が組織される。いくつもの不思議が最後に、一気に解決していく。
よくある学園漫画にある強引なキャラクター設定、お約束の会話、表紙の印象どおりの展開で中盤まで話が進みます。こ作者のあとがきにあるようにライトノベル感覚。 事件といってもたわいのないもので、血なまぐさいことは起こらないのはちょっと「大人」には物足りないかも。キーとなるのが小学生ですからこの辺が適当です。最後も幸せに終わりますから、安心。ただし、中身の一つ一つは結構「どろどろ、濃ぃい」です。文体とキャラクターですんなり読めますが。
文庫でもでているので、それなりに人気があるのでしょう(表紙のせいもあると、思ってますが)。
表紙: ☆☆☆(普通の人が人前で広げられるものでないと、、、 読者層を狭めてます)
次回に期待度: ★★☆(今回は活躍してませんが、響さん、虎スケなど、主役張ってほしいです。表紙によっては、買わないかもしれませんが)。