2009年3月31日火曜日

ロンドンゆきの飛行機の中で読む本 (イギリスガイドブック)

ホテルマンが指南するロンドン。 前半は旅行客向け、移動、飲み・食べ、と買い物案内。後半は生活ガイドと在住者にも向く近郊案内。
まず最初に、ロンドン(に限らず海外一般にも通用する)「自分の身を守る、習慣に従う」ことを記述している。親切丁寧である。巻頭の地下鉄路線図も便利。 「初めての海外」tips としても十分。、残念なのは、初の海外旅行、ロンドン行きという人は、ほとんど手に取らないであろう本であること。
「飲み・食べ」を読むとすぐにでもパブに行きたくなる。エールを1パイントくいっとやる。いいなぁ。 パブでの食事はうまかったことがないが、この本を読むと店の選択が失敗だったと思わせるだけの説得力がある。キドニーパイ食べたいな。
この本には具体的な店名はほとんど出てこないが、ローストビーフはかつての職場である「インターコンチ」のランチバフェがベストということもこっそり教えてくれる。 
買い物やデパートガイドも充実している。アメリカ在住時にロンドンに行くと、かのハロッズにもデパ地下があり、日本のようで懐かしかった記憶がよみがえる(アメリカのデパートには食品売り場はない)。
付録の英語表記も役に立つが、旅行者・駐在者にも中途半端ではないか? もっと本文(できれば飲み・食べ)を充実させてもらいたかった。 でも、お勧め!!
ロンドンが好き度: ★★★(明示的ではないけれど、読めばあふれる筆者のロンドンへの愛。だから読んでて楽しく、役にたつ)
鉄道こそが大人の趣味だ: ★★★(筆者はてっちゃんのようである。ところどころにそれが蚊おお出すのが楽しい)
役立ち度: ★★☆ (特定の商店、レストランではないです、町全体のガイドと捉えてね)