秋らしくなった札幌にはコートを着ている人も多い。寒くなったらおでん、すすきのにある江戸前おでんの店に行ってみた。
うなぎの寝床といっていい、細長い店内。入口そばには、カウンターとおでん鍋があり、奥には小上がりが少し。 8時過ぎで結構な客の入り。
塩辛声のご主人に迎えられ、カウンターに座る。メニューには全く値段がないから敷居はちょっと高いかな。
江戸前というと寿司、おでんで江戸前?? と思ったが出汁を味わって納得、しっかりと醤油色の関東風。澄んだ出汁でない、ということを強調しているんだろう。ご飯が欲しくなるしっかりした味、だから酒飲みには箸休めが欲しい、海鼠の酢の物を注文。 種は地のものも多い、たらこ、イカ、昆布、ホッキ貝など。 たっぷり食べて、燗酒を飲む。酒は銀嶺立山、これもチョイスはない。 燗にむらがあるのが残念。 めずらしいものでは牛タン。 こってりとうまい。 これはご飯で〆に食いたい。
飲んで、食べて8,000円。 値が張るから、〆に軽くか、はじめにちょっとという店なのだろうね。