2009年9月15日火曜日

十七歳 夏の幻

スポーツ好きの少年、元はおてんば今は美少女、そして鉄道好きな「僕」という幼なじみ三人組。そして、高校二年の夏。
元気一杯、勇気とチャレンジ、明るく爽やか、ちょっとほろ苦いが力が沸いてくる結末、という青春小説を期待すると、完全に的外れ。 
「タイムスリップ+密室推理」なのだが、三人組は活躍せず、推理も不出来。明るく楽しいはずの三人組が暗く、どんよりしているのが残念。結末も戸って付けたようで、違和感あり。
★ (時間と金のある人はどうぞ。 1,250円はやむをえまい、単行本だし/定価1,500円)