上海料理を手軽に食べようと予約したのは 『来天華』の個室。 上海料理で万博にも出店するらしい。日本語はもちろん英語もほとんど通じないが、メニューには写真があるし、海鮮は生簀があるから注文は簡単。
まず前菜。 これは大豆と漬物の和え物、ビールのつまみには最適。5元くらいだったかな。定番のチャーシュウなど、数点とる。
メインはまず、タウナギ。醤油で炒め煮。コリコリの歯ごたえ。噛みしめるとほんのり甘い醤油味がチュルりと広がる。そのへんで捕まえた素材でお母ちゃんがパパっと作った家庭料理の懐かし味で、ほんわか気分。 珍し素材のためか、日本チームには不評。旨いのにね。
上海だから蟹を食べたいとのリクエストあり。だけど季節じゃないから白身魚の蟹味噌あんかけ。これがお手軽で意外と旨い。魚は下ふわっとスエ下感じで下味と柔らかい歯ざわりが蟹味噌ソースと上手くマッチ。
再びのリクエストは、中華なら「麻婆豆腐」。メニュー探したらあった。英語メニューだとフォアグラマッポートーフ。真ん中のがフォアグラ、実際には鶏白レバーかな。さっぱりの豆腐、濃厚な白レバーが『辛くない麻婆豆腐』で仲良くしている。辛味はないがコクがあり酒が進む。紙皿を携燃で温めた形で出す、というのも面白い。