Webによれば、礼文島の売店で販売していたが、TV放映をきっかけに大ブレークということである。
虹鱒を海で養殖した「サーモントラウト」の昆布巻きだが、思い切り「甘く、やわらかく」を狙ったものだ。ブレークしたのだから狙いは当たったのだろう。
確かに普通の昆布巻きとはずいぶん違う。昆布はどろどろになるまで煮てあるし、魚は圧力鍋を使ったのだろう、骨までがふにゃふにゃになるまでやわらかい。味は、ただ甘い。これでは素材のよさ(悪さ
)はわからないし、表示どおりサーモントラウトだとするとノルウェー、チリ産の輸入だから、わざわざ礼文島まで出かけて買うほどのことはなかろう。 離乳食ではないのだから、昆布も鮭も歯ごたえのあるものを食べたい。 そして甘くないものを。