2009年7月16日木曜日

深川黄表紙掛取り帖【二】 牡丹酒

元禄の世、高知で見つけたうまい酒と肴を江戸に広めるために、江戸から高知へと四人組が活躍。深川黄表紙掛取り帖シリーズの第2弾。
時の権力者や豪商のバックアップを得て、金はたっぷり、後ろ盾も十分、高知への道中も江戸・大阪での広めの仕掛けも大成功。妨害者までも味方につけて、楽しく痛快に読めるスカッと本。
紅一点の雅乃も男3人も魅力的。蔵蔵との恋もだんだんと盛り上がり、最後はお約束の大団円。
気楽に楽しく、面白く読める。 お勧め。
4人組の説明はほとんどないので最初はちょっと混乱。説明があってもよかったかも。 第一巻も読んでみたい。