2010年3月15日月曜日

三宮 みやもと (神戸で食べる)

午後まで打合せして、夕方の飛行機で羽田から伊丹に。東京人には関西の乗り換えはわかりにくい、単に慣れていないせいだ。 モノレール、阪急と乗り継いで三宮に。着いたら大雨だった。三宮にはうまい店が沢山ある。今日はここを楽しみに来たのだ。 三宮『みやもと』。メニューにも味があるけれど頼むのはいつもおまかせ。お通しから最後の鯛めし(そばも選べるけれど今日は鯛めしにした)までボリュームたっぷりでリーズナブルな値段。 たっぷり楽しめる。 入り口は狭くてわかりにくいけれど、隠れ家と思えばこれもまた味がある。うまい魚を堪能して満足。

2010年3月14日日曜日

Pelikan Pelikano

万年筆はいろいろ使ってきたが、落としてペン先をダメにしたり、なくしたり。そのたびにがっくりするので、このところずっとPelikano Juniorを使っていた。安いわりには書きやすいし、独自の太字も味がっていい。キャップが割れるので、二本使い続けてきたが、やっぱりなくしてしまった。
そろそろ上級生用にしてみようと、Pelikanoに変えてみた。ペン先はF。スムースな書き味で軸が太すぎないのも手になじむ。Juniorも面白いが、普段使うにはこちらのほうがいいね。

2010年3月13日土曜日

Saint Andre Cheese

サンタンドレチーズは、フランス製のTriple Creme Cheese。
見た目はブリーチーズに似ているが、食べてみるとすごく濃厚でバターの香りが高い。 乾燥時重量で75%以上の乳脂肪を含んでいなくてはならないから、濃厚ブリーと言われる所以だ。ねっとりというよりは、こってりバターのチーズという感じ。旨みが濃いからバゲットに付けて食べたくなる。ちょっと調べたら、バゲット、ビール、洋ナシとの相性良しとなっているぢゃないか。 やっぱりね。 まるごと食べたら230gだから「どぉーーん」と太るね。
Triple CremeにはイタリアのMascarponeというのもある、濃厚で旨いから太ってもいい、これも試してみたいものだ。

2010年3月12日金曜日

おでん田中 (銀座)

全国おでんプロジェクトで、お膝元の東京を外すわけには行かない。 名店といえば、お多幸、おぐ羅、こなから、などだろうか。
同僚の快気祝いで選んだのは、銀座三丁目の「田中」、「おぐ羅」と同じくビルの地下一階、狭くて急な階段を降りて行くと、清潔な店内にコの字型にカウンター、中央におでん鍋が据えられている。 その周りに、4人と2人のテーブルがいくつか。
いかにも銀座のおでん屋らしい上品で澄んだ出汁はこれだけでもいい味。 まずはちくわぶ、バクダンもあったぞ。スジもうまいなぁ。チンゲン菜もいい味。でもやっぱりワカメだな。酒の肴もいいぞ、本当に久しぶりにタタミイワシを食べた。 初物の空豆もいい味。  
たらふく食べて呑んで満足。

2010年3月11日木曜日

イマジン

成功したソフト会社の創業社長の息子「翔悟」は大学進学で父親と対立して、家を出る。自ら選んだ専門学校にも興味が持てず不機嫌な毎日を過ごしていたが、突然の『タイムスリップ』で1980年に飛んでしまう。ここで翔悟が出会った1980年の父親は成功した自信家ではなく、一流企業の花形職場にもやる気がでず、会社をやめることばかり考えているダメダメ新入社員。
翔悟は頼りない父親を助け、仕事に自信をつけさせ、スパイをあしらい、最後にはジョン・レノンを助けようとする。
子供と上手くいく親のほうが少ないだろうが、結末もほんのり優しくハッピーエンド。懐かしい80年代も満喫できて最高。1,300円/定価2,000円

2010年3月10日水曜日

ホルモン奉行

伝統的にムラで作られていたホルモン料理の再現から始まる。安い内臓をうまく料理するためには手間がかかるということがわかる。関西の牛から始まり、東進して豚、馬そして鳥や犬もカバーする。筆者のホルモンへの情熱は食欲を刺激せず、固く真面目な文章とあいまって、民俗学的な頭脳に響く。ホルモン探求は世界に及ぶがこれは物足りない、フランス料理は調理学校での調理だし、ニューヨークのソウルフードは空振り、韓国も通り一遍。 みちのく仙台の牛タンは単なる店の紹介。
部落の伝統色の紹介であればそれに徹するがよい、中途半端な店の紹介は消化不良をおこすだけ。
「読めば必ず食べたくなる」とはならないのが残念。 890円/定価1,800円

2010年3月9日火曜日

マリア・プロジェクト

アメリカでは医療は保険会社がドライブする。金持ちは良い保険に入るから高度な医療も安心して受けられるが、6人に1人はいるという医療保険の未加入者では満足な医療を受けることができない。一方で、潤沢な金が流れこむから高度な医療が発展するという側面もある。
「諒子」は日本では例外的な資産家で歴史のある名家、だから、身分違いの学生との間にできた子供を堕胎することを強制される。この胎児の卵子を代理母を使って将来の臓器移植として出産させられていたとしたら、、、
現代の医療技術、高度医療への需要、貧富の差を考えるとあり得る話としての怖さをもってぐいぐいと引き込む。最後はかつての恋人「瀬島」捨て身のアクションでクライマックスの高みに連れて行かれる。 重いテーマを一気に読める痛快アクションに仕立てた作者の腕に脱帽。 2,100円/定価1,700円