2012年7月5日木曜日
山のいで湯行脚(美坂哲男)
山と渓谷に「クマさんのいで湯行脚」として連載されていた。古い記録では昭和35年なんていうのがあるから、もう50年前だ。連載終了が1974年、発刊が1980年。ひなびの温泉も農民温泉も、高度成長、バブル、温泉ブームを経て大規模旅館や日帰り温泉に衣替え、循環が普通になって「掛け流し」や「天然温泉」をわざわざ明示することが必要になる時代が想像できただろうか。鈍行とバスを使い、ひたすら歩き、越中を愛用、短パンと上半身裸、ビールを瓶からがぶ飲み、飯はたらふく、まさに戦中世代の面目躍如だ。連載中から古い温泉のばかりだなぁ、と感じていたが、40年もたって読み直すと、今でも鄙び温泉を探すガイドになるのがすごい。定価1,200円 ★★★(マニアならガイド、もはや入れない温泉もあるしね)
2012年7月4日水曜日
Touring MAPPLE 全日本
バイカーのバイブル Touring MAPPLEに2012年版から追加された「全国版」。まるごと全国カバーしているのがいい。表紙デザインは最低。ピンクの見出しにローマ字でのエリア表示。HokkaidoとかKyushu-Okinawaとかマヌケ感全開。
当然、中身は充実。全部省かれてしまったレストランは残念だが、温泉、名所案内は便利。エリア集成図で狙いを定めてTouring MAPPLEならではの一言案内をたよりに読み進めれば、時間も忘れる。定価1,600円。★★★全開バリバリツーリング。
当然、中身は充実。全部省かれてしまったレストランは残念だが、温泉、名所案内は便利。エリア集成図で狙いを定めてTouring MAPPLEならではの一言案内をたよりに読み進めれば、時間も忘れる。定価1,600円。★★★全開バリバリツーリング。
2012年7月3日火曜日
重蔵始末(逢坂剛)
火付盗賊改方の与力「重蔵始末」の勘が冴える。同心の与一郎、密偵の団平を従えて、愛用の鞭で悪人を始末する。小料理屋はりまの家内と登場人物も魅力的。発端からグイグイと引きこまれてしまう。意外な結末、重蔵の推理の冴え。
学問と武道に秀でた圧倒的力をもつ主役に、軟弱気味の同心、緻密な密偵に、やさしい色気の家内、脇役も個性的。火盗改といえば「平蔵」だが、人情味にあふれる「平蔵」とは対極にある力と頭脳で勝負の「重蔵」。新ヒーローの誕生だ。定価 1,700円。★★★ すでにシリーズ化されていた、のも納得の面白さ。
学問と武道に秀でた圧倒的力をもつ主役に、軟弱気味の同心、緻密な密偵に、やさしい色気の家内、脇役も個性的。火盗改といえば「平蔵」だが、人情味にあふれる「平蔵」とは対極にある力と頭脳で勝負の「重蔵」。新ヒーローの誕生だ。定価 1,700円。★★★ すでにシリーズ化されていた、のも納得の面白さ。
2012年7月2日月曜日
絶対零度(本岡類)
子供をイジメでなくし共同事務所を追い出された山岡のもとに、覚せい剤中毒者の殺人の弁護が回ってくる。接見での会話からおやじ殺しゲームでのトラウマが引き起こした事件ではないかと疑った山岡は、事務所の千鶴とともに調査をはじめる。調査はぎこちなく山岡のダメさ加減にイライラするが、結局覚醒剤中毒者を殺人者に仕立てあげる。過激なゲームでPSTDとし、怒りの爆発を起こさせるという無差別殺人が仕組まれていたことがわかる。最後に山岡の大活躍で結末。
定価 2,200円。★ テーマは面白いのだが山岡のダメさが残念。
定価 2,200円。★ テーマは面白いのだが山岡のダメさが残念。
2012年7月1日日曜日
本日、東京ロマンチカ(中野翠)
2006年11月から2007年11月までサンデー毎日に連載されたコラムをまとめたもの。映画、出来事が主体。読めば当時何が起こっていたかを追体験出来る仕掛け。
当時は不二家、赤福が賞味期限切れ問題を起こしていた。ハンカチ王子の人気沸騰とか、亀田兄弟バッシング、阿部首相の突然の辞任、はるか昔のような、つい最近だったような不思議な気持ち。マスコミの報道は結局いつも同じなんだなぁ、旬を追い求めてそのままポイ。毎年役者が変わるだけで、人気者、敵役、ダメな政治家、が作られていく。
定価 1,238円 ★★ 1985年から続く人気コラムと走らなかった、毎年恒例に読むと面白いかも。
当時は不二家、赤福が賞味期限切れ問題を起こしていた。ハンカチ王子の人気沸騰とか、亀田兄弟バッシング、阿部首相の突然の辞任、はるか昔のような、つい最近だったような不思議な気持ち。マスコミの報道は結局いつも同じなんだなぁ、旬を追い求めてそのままポイ。毎年役者が変わるだけで、人気者、敵役、ダメな政治家、が作られていく。
定価 1,238円 ★★ 1985年から続く人気コラムと走らなかった、毎年恒例に読むと面白いかも。
2012年6月30日土曜日
女落語家の「二つ目」修業(川柳つくし)
このヒトはそうとう図太い神経の持ち主だろう。出版社勤めを放り出しての弟子入り。師匠は何かと話題の川柳川柳、しかも唯一の弟子。修業というより介抱、介護であるはずなのに、のほほん、あっけらかん、ほんわかしてる二つ目生活。落語に縁のなかった学生時代、手土産で手に入れた弟子入り許可、放任主義の師匠、前座会長まで上り詰めての二つ目出世。苦労もあっただろうが、大きな影響力のあった興津要先生、先輩師匠連中と縁にも恵まれたのだろう。
辛いことは笑い飛ばして大きく育て、頑張れつくし。
定価 1,300円。★★★ 落語会を背負う大きな星になってくれ。
辛いことは笑い飛ばして大きく育て、頑張れつくし。
定価 1,300円。★★★ 落語会を背負う大きな星になってくれ。
2012年6月29日金曜日
ハンラサンムル スンハンソジュ(韓国焼酎)
ダークグリーンボトルに、雪のハンラサンが聳えたラベルのご済州島焼酎。名前も名山 ハンラサンだ。甘みのあるC1と比べてサッパリ、キリリとしていて、ガツンと来る。伏流旨水で作っているすっきりしてた飲みくちは名物の黒豚サムギョプサルによく合う。韓国の焼酎は地域割りだからこのハンラサンも済州島でなくては買うことができない。ここには透明ボトルのハンラサン焼酎もあるけど、グリーンはマイルドでアルコールも少なめ、解いっても19.8%もあるのは、最近のマイルド傾向とはちょっと違う。
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