吉宗といったら「よしむね」、徳川八代将軍で「享保の改革」で財政を立て直した名君、徳川中興の祖である。
でも、長崎では吉宗は「よっそう」、元祖茶碗蒸しである。 店の看板も「茶碗蒸(左から読む)」となってる。 本当は読めなかったから
ここで調べた。創業が「吉田宗吉」だから、「よしだのそう」さん、「よっそう」さんという訳なのだろう。
茶碗蒸しと蒸寿司は
銀座で食べたから食べない。本店の脇で、「ばってら」と「伊達巻寿司」を買って食べる。
「ばってら」はうまい。サイズは少し小ぶり、というのは、写真でわかるようにしめ鯖がきちんと脇までカバーしているから。濃厚な鯖の旨みが少し塩が勝るように〆てあり、酢が控えめで甘みのある酢飯とよく合う。 酢飯の間には紫蘇が入れ込んであり、見た目のアクセントにも、味を引き締めるのにもいい。 うまかったぁ。