2010年6月14日月曜日

笑いの果てまでつれてって

「ミナミ」は一応は漫才師だが、もう何年も漫才はできず、ホテトルの運転手で生計を立てている。かつての仲間「マリ」からの営業の要請で最後の漫才をやる決心をする。自殺未遂で入院中の相方「サカイ」を口説き、ホテトルの電話受付をしていた「京子」、祖父の「ハツオ」と共に、公演地の稚内まで、ぼろグルマで移動することになる。
ぼろグルマは途中で壊れ、仲間の車を無断借用、フェリーやレンタカーを乗り継ぐうちに四人は居場所を見つけて行く。真面目なのに、やることはめちゃくちゃ、いい加減で物怖じしないようでいて、実際は小心者。結局家族のもとに帰るのが一番、ということななぁ。 題名につられると、失敗する。笑いはすくないけど、ほんわか気分にはなる。 980円/定価1,600円。

2010年6月13日日曜日

日榮 純米酒 (金沢みやげ)

金沢に行くと『日栄』をよく見かける。 金沢にある中村酒造が醸造元。 五百万石を65%まで磨いている。1,800円で純米、同じ醸造元の 山廃本醸造よりも少し安い。
いつものように常温で飲んでみる。辛口でさっぱりしているが、口で含むと米の香りがひろがるが幅がない感じ。ぬる燗の方が味が引き立つのかも。

2010年6月12日土曜日

亀有 まかや (焼き鳥)

近所で美味いものが食べられるのはうれしいことだ。 焼き鳥の名店『まかや』は近所にあるから時々ふらっと食べに行く。ただし早めにいかないとダメ。
店構えは全く目立たない、どころか、入口は室外機やダンボール、生ダルで扉も半分も開かない。 店の中も至ってシンプル。
食べ物は素晴らしい。ハツとレバーは特に美味い。他の店で食べる気がなくなるほど。鳥の巣サラダはボリュームたっぷり、定番のつくねにも大満足。フルーツテンコ盛りのサワーもあるのが楽しい。
東一が飲めるのが良かったが、最近焼酎の品揃えも増えたようだ。値段が良心的、というか安い、のもうれしい。

2010年6月11日金曜日

だるま (札幌で食べる)

ジンギスカンの名店「だるま」。ススキノで55年、昭和29年から同じタレでというのがすごい。他の有名店と違って、肉で勝負。本店は深夜までやっているので10時過ぎに行ったが、30分待ち。
七輪に鍋をかけて生マトンと玉葱とピーマンをドサっと入れて焼く。
タレにつけてもりもりと食べる。マトンは柔らかくてさっぱりあまい。溶けた脂で炒まった野菜は肉と相性バツグンで、いくらでも食べられる。たっぷりの唐辛子と少しのニンニクをいれると、タレがガツンと来る味に変身。変身ダレでモリモリと焼き、食らう。
飯をもらってタレとお茶をかけるとシメにベストのお茶漬けになるのだが、肉で満腹。スープにして飲むだけだったのは、心残り。

2010年6月10日木曜日

火の粉

裁判官の「梶間」は一家3人を惨殺事件の容疑者「竹内」を無罪とした。背中の傷が自傷とは思えないほどひどく、犯行の原因も惨殺には弱すぎるからだった。
竹内は、判事を退職し大学教員になっていた梶間の隣に引越してくる。上品で面倒見のよい隣人として、介護疲れの梶井の妻「尋恵」の心を掴む。しかし、竹内を受け入れられない梶井の息子の嫁「雪見」には良くないことが続けて起き、夫婦仲もギクシャクし、家をでることになる。そこに、武井の影をみた雪見は、一人孤立してしまう。
優しく親切な人から、残忍な犯罪者の人格が顕在化する、普通から異常にすこしずつ変わっていく。この徐々に、そしてだんだんと早くなる展開が怖さを掻き立てる。 読み出したら止まらない、怖いけどやめられない。 2,100円/定価1,600円

2010年6月9日水曜日

2009年ホノルルマラソン 記念T (アメリカみやげ)


20年前は走る人間は市民ランナーと呼ばれていた。河口湖や青梅、つくば、勝田は当時から多くの人を集めていた。
ホノルルマラソンは当時すでに20回近い歴史がある海外マラソンのメジャー大会だった。国内ではまだ理解されなかった、「楽しく走る」を広めたのも功績だ。残念ながら未だに走るチャンスはないけれど昨年走った人からおみやげとしてもらったのがこれ。スポンサーのNikeのものだ。
いつかは走りたいと思うけど、ちょうど那覇マラソンと同じ時期。しばらくは国内に専念かな。

2010年6月8日火曜日

時刻表2万キロ

日本鉄道文学の泰斗「宮脇俊三氏」のデビュー作。中央公論社の名編集者にして常務でもあった氏が休日を使っての国鉄全線乗りつぶし、その最後を綴ったもの。
計画して全線乗車を目指したわけではないから、どれも東京から遠かったり、接続が悪かったり、朝晩だけのダイヤだったりと、計画を立てにくい線ばかり。愛読書である「時刻表」からこれしか無い、という精緻な計画を立て,実行する。が、毎回うまく行くわけではない。 ここが面白い。 女子高生には優しく、男子高校生には冷たい、のみすぎで寝過ごし乗り遅れる、など、作者の素がチラっと顔をだすのも面白い。
国鉄の最後を飾る素晴らしい紀行文。