演芸の本場浅草で一旗揚げようと旅回りの一座を抜けだした萬歳師「善造」が上野に降り立つ。戦災孤児となった「武雄」と出会い、浅草へ向かう。終戦直後の浅草で、復興とストリップの黎明を背景に、小さな劇場をめぐる人々の物語。行く抜くのが厳しい時代、騙し騙されが当たり前出会っても、善造は名前の通り無条件の愛情を武雄に注ぐ、ストリッパーのふう子は、善意で周囲を明るくする。ドラマチックな事が起こるわけでもなく、淡々と話は進むが、つい引きこまれ読み進んでしまう。ああ、いい人達がいるんだ、と優しい気持ちになれる。世の中が落ち着くに連れ、皆居場所を見つけてばらばらになる最後でしんみり。 定価1,600円。 ★★
2012年6月14日木曜日
2012年6月13日水曜日
白露ふうき豆 (山形みやげ)
えんどう豆のあんこは「うぐいす餡」。山形の和菓子の筆頭は「ふうき豆」。市内七日町の老舗デパート大沼の蕎麦にひっそりとあるのが、山田屋。間口が狭いから車では見つけるのに苦労する。実は昨年は見つけられなかったのだ。
山田家の「白露ふうき豆」は見た目は、漉してないえんどう豆の形が残ってるだけだが、これがやたらと旨い。うぐいす餡とは同じ材料でできているとは思えないほどである。
砂糖がガツンと来る甘さではなく、むしろ控えめに感じる程だが、よくある薄味でパンチの無い砂糖控えめとは対局にあり、濃いのだ。バターが入っているようなしっとりした滑らかな口当たり、洋菓子でも食べているような濃厚な豆の旨み。夏は日持ちが3日、店舗でしか販売しないという潔さ。山形に行ったら絶対のお勧めだ。
山田家の「白露ふうき豆」は見た目は、漉してないえんどう豆の形が残ってるだけだが、これがやたらと旨い。うぐいす餡とは同じ材料でできているとは思えないほどである。
砂糖がガツンと来る甘さではなく、むしろ控えめに感じる程だが、よくある薄味でパンチの無い砂糖控えめとは対局にあり、濃いのだ。バターが入っているようなしっとりした滑らかな口当たり、洋菓子でも食べているような濃厚な豆の旨み。夏は日持ちが3日、店舗でしか販売しないという潔さ。山形に行ったら絶対のお勧めだ。
2012年6月12日火曜日
銀山温泉 しろがね湯
銀山温泉のはずれにあるしろがね湯。狭い敷地に押し込められた小さな三角形の建物。浴室は一階と二階にあり、日によって男女を入れ替えているようだ。この日は男湯は二階。
浴槽は三角形でちょろちょろと湯が投入されている。狭いながらも若干の開放感があるが、一階は眺めもなく、閉塞感がありそうだ。あまり特徴のない湯で湯も疲れって居るようで500円は高いなぁ。旅館街にある大湯のほうがはるかによさそうだ、値段も安いし。
浴槽は三角形でちょろちょろと湯が投入されている。狭いながらも若干の開放感があるが、一階は眺めもなく、閉塞感がありそうだ。あまり特徴のない湯で湯も疲れって居るようで500円は高いなぁ。旅館街にある大湯のほうがはるかによさそうだ、値段も安いし。
2012年6月11日月曜日
大野目温泉 と 麺屋丸文 (山形で食べる)
山形は蕎麦だけかと思ったら、ラーメン屋もたくさんある。マラソンの汗を温泉で流したらお次は腹ごしらえだ。今までは東根で温泉に入り、谷地の「鶏そば」をたらふく食べるのが黄金コースでもあったのだが、いつも混んでいるから今年は山形市内まで足を伸ばす事にした。
選んだもう一つの理由は温泉に近いこと。ゲソ天ラーメンで有名な「有頂天の元祖」併設の「大野目温泉」のすぐそばなのだ。まずは温泉だ、のぼりを目印に行けば間違いない。ラーメン屋の横にひっそりとある入り口。300円とは安い、なんとシャンプー、ボディソープまで付いている。大きな岩風呂には金気のある淡緑色の温泉が掛け流されている。適温で温まり、安くて空いている。理想の温泉だ。
汗の引くのを待ったらお次はラーメン。ここも人気らしく日曜日の午後3時過ぎでも多くの客がいる。注文は「丸文ラーメン大盛り」。透き通った蝦スープにワンタン、味付き卵に大きなチャーシューが三切れ。丼からはみ出しそうな勢い。上品でダシの聞いたスープが麺と絡む。旨味、サッパリを旨く組み合わせたうぜいたくラーメン、チャーシューをかじり、麺をかき込み、ワンタンのチュルチュルを味わう。旨い。
選んだもう一つの理由は温泉に近いこと。ゲソ天ラーメンで有名な「有頂天の元祖」併設の「大野目温泉」のすぐそばなのだ。まずは温泉だ、のぼりを目印に行けば間違いない。ラーメン屋の横にひっそりとある入り口。300円とは安い、なんとシャンプー、ボディソープまで付いている。大きな岩風呂には金気のある淡緑色の温泉が掛け流されている。適温で温まり、安くて空いている。理想の温泉だ。汗の引くのを待ったらお次はラーメン。ここも人気らしく日曜日の午後3時過ぎでも多くの客がいる。注文は「丸文ラーメン大盛り」。透き通った蝦スープにワンタン、味付き卵に大きなチャーシューが三切れ。丼からはみ出しそうな勢い。上品でダシの聞いたスープが麺と絡む。旨味、サッパリを旨く組み合わせたうぜいたくラーメン、チャーシューをかじり、麺をかき込み、ワンタンのチュルチュルを味わう。旨い。
2012年6月10日日曜日
第11回さくらんぼマラソン
今年もはるばるとやって来たさくらんぼマラソン。もうすっかり毎年6月の恒例になった。毎回天気が良くて暑いが、今年は前日が梅雨入りで雲の多い肌寒い日。5月の気温というからレースにはかえって良かったとも言える。
今年の招待選手は川内さん。5月の仙台でも一緒に走った仲でもある。ランニングブームを反映してか参加者も多く一万人を超えたということだ。去年は駐車場への大渋滞にハマりほとんどスタート時間ギリギリだったから、今年は5時半に山形駅前を出発、6時過ぎには到着したのでスタートに近い好位置に駐車できた。ゆっくり準備をして、木造の味のある体育館でゆっくりくつろぐ。広い敷地の神町駐屯地も人で一杯。
仙台ハーフでは前半飛ばし後半バテたから、今回は最後尾につける、先頭が出てから3分たってようやくスタート。小中学生の応援がすごいのも特徴。出荷時期を迎えたさくらんぼ農家も作業の手を休めて応援してくれる。一キロごとの距離表示、頻繁にたっぷりとある給水、眺めのいいコースとレースとしての出来もいい。前半はのぼり一方、後半下りというのもいいコース取りだ。最後の3kmは基地内を走る。ここが意外と長いから辛い。今年は練習不足と不摂生がたたって最後の4kmは1分近くもペースが落ち、たくさん抜いたのに抜き返されてしまって悔しい思いをする。レース後はスポーツドリンクにおにぎり、さくらんぼとレース後の補給もばっちり。
良い大会だが、誤算もあり、最奥の駐車場だからスタートには近いが駐屯地の入り口からは遠い、まずい誘導のせいで1時間はぴくりとも動かず。帰りの大渋滞は勘弁だ。
今年の招待選手は川内さん。5月の仙台でも一緒に走った仲でもある。ランニングブームを反映してか参加者も多く一万人を超えたということだ。去年は駐車場への大渋滞にハマりほとんどスタート時間ギリギリだったから、今年は5時半に山形駅前を出発、6時過ぎには到着したのでスタートに近い好位置に駐車できた。ゆっくり準備をして、木造の味のある体育館でゆっくりくつろぐ。広い敷地の神町駐屯地も人で一杯。
仙台ハーフでは前半飛ばし後半バテたから、今回は最後尾につける、先頭が出てから3分たってようやくスタート。小中学生の応援がすごいのも特徴。出荷時期を迎えたさくらんぼ農家も作業の手を休めて応援してくれる。一キロごとの距離表示、頻繁にたっぷりとある給水、眺めのいいコースとレースとしての出来もいい。前半はのぼり一方、後半下りというのもいいコース取りだ。最後の3kmは基地内を走る。ここが意外と長いから辛い。今年は練習不足と不摂生がたたって最後の4kmは1分近くもペースが落ち、たくさん抜いたのに抜き返されてしまって悔しい思いをする。レース後はスポーツドリンクにおにぎり、さくらんぼとレース後の補給もばっちり。
良い大会だが、誤算もあり、最奥の駐車場だからスタートには近いが駐屯地の入り口からは遠い、まずい誘導のせいで1時間はぴくりとも動かず。帰りの大渋滞は勘弁だ。
2012年6月9日土曜日
次年子 七兵衛そば (山形で食べる)
山形は蕎麦の名所。次年子は羽州街道からは相当山に入る。今でこそ東根まで高速、国道347と県道36号が整備されているから雪がなければアクセスの問題は無いが、以前は大変な僻地。蕎麦はご馳走であったわけだ。土日は混むということだから、朝5時半に家を出て一気に次年子まで。県道から坂を上がるのだが大きな看板が出ているからすぐわかる。
10時半に到着するとすでに車が何台も止まっている。開店前でも戸を開けて番号札を取るのがコツ。そうでないとせっかく早く着いても順番が遅くなってしまうから。開店前にはすでに番号札を持った人たちが並び始める。
店内は民家そのまま、番号順に長机に詰め込み。まず出てくるのはつまみが三皿。ぜんまい、きくらげの芥子醤油と昆布の煮物。どれも旨いし量も多い。肉厚のきくらげはプリプリ。さすが山村。山菜まつりもあるというから来てみたいものだ。左端にあるのは大根のおろし汁。そばつゆを垂らして此れで食べるのだ。
肝心のそばは、田舎そばといったものでぼそぼそで歯ごたえのあるもの。一椀でも普通の一枚以上ありそうだ。おかわりは二つは無条件で配られる。三つからはおかわりを聞かれる。大食いの自信はあったが三倍でたっぷり。おろし汁はおかわりできるし、そばつゆもたっぷりあるから、ゆっくりじっくりと楽しめる。
ワシワシ、モリモリと食べて満腹。さすがの山形。旨い。
10時半に到着するとすでに車が何台も止まっている。開店前でも戸を開けて番号札を取るのがコツ。そうでないとせっかく早く着いても順番が遅くなってしまうから。開店前にはすでに番号札を持った人たちが並び始める。
店内は民家そのまま、番号順に長机に詰め込み。まず出てくるのはつまみが三皿。ぜんまい、きくらげの芥子醤油と昆布の煮物。どれも旨いし量も多い。肉厚のきくらげはプリプリ。さすが山村。山菜まつりもあるというから来てみたいものだ。左端にあるのは大根のおろし汁。そばつゆを垂らして此れで食べるのだ。
肝心のそばは、田舎そばといったものでぼそぼそで歯ごたえのあるもの。一椀でも普通の一枚以上ありそうだ。おかわりは二つは無条件で配られる。三つからはおかわりを聞かれる。大食いの自信はあったが三倍でたっぷり。おろし汁はおかわりできるし、そばつゆもたっぷりあるから、ゆっくりじっくりと楽しめる。
ワシワシ、モリモリと食べて満腹。さすがの山形。旨い。
2012年6月8日金曜日
あくじゃれ瓢六 (諸田玲子)
弥左衛門は無骨で融通がきかない北町奉行所の定廻り同心。瓢六は小博打で捕らえられたが、ゆすりの嫌疑で大牢に留め置かれている。瓢六の過去を知る与力は、外に出し探索の手伝いをさせよと言う。瓢六の生い立ちを知り、豊富な知識と人を手なずける才能に惹かれた弥左衛門と、瓢六は立場の違いを超えて仲間として結びつきを深めて行く。現実離れした話に身を任せ、作者の手の内で自らを弥左衛門と一体化して、物語に遊ぶ楽しさ。彼らを取り巻く女連中も魅力的。
続編も読みたい。 定価1,619円。★★
続編も読みたい。 定価1,619円。★★
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