2009年12月1日火曜日

昭和の東京

路上観察学会の22年にわたる活動の集大成に加えて学会員が昭和の東京としてエッセイを書いている。
題名は『昭和の東京』だが、3部構成となっていて「昭和の東京」はその第一部、ちょっと前まであった(ような気がする)建物。 第二部は「街角の匠 装飾の美」。その辺に転がっている建物、塀、装飾物から『美』をみつける、古びているが美しい。第三部が「変なもの」。名作「にわとりテレビ」や「純粋階段」も掲載されている。
実物を見てみたいものばかりだが、バブル以降にほとんどがなくなったということだ。残念。それにしても筆者達の観察眼はすごい、気にも留めないその辺のものから「美」を見つけ出すのだから。
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