博多のおでんの名店「安兵衛」。もうすぐ満48年になるとのこと。 7時過ぎに入ったときにいたのは、2グループ 5人だった。
店内には中はカウンターと大きなテーブル席がいくつか。詰めれば50人近くは入るのだろうが、ご主人夫婦とアルバイトの3人では客は10人くらいまでがせいぜいだろう。
ここはメニューがないので、カウンター横の鍋を見て註文した。 自家製のキャベツ巻き、がんもどき、つみいれ、そして、はんぺん、大根、若布、たけのこ、など。 出汁はかなり濃い色をしているが、上品で飽きの来ない味。いくらでもはいるなぁ。
そして、「スジ」ここは、おでんの中に入れないで、ポトフ風にでてくる。 ポトフよりは塩味の煮込みだ。これもうまいが、普通に食べるスジとは全く違い、関西文化圏であることを改めて気づく。
特にお勧めは、大和芋と桜海老の掻き揚げ。これは註文すると暖めて出汁と一緒にだしてくれる。
あまりにうまかったので、最後に茶飯をとって、掻揚げをおかずにして、堪能した。 おでんとスジ、ご飯と酒を4本くらい飲んで全部で9,000円くらい。 おでんは博多でも高かった。 ここはメニューがないので値段がわからないのが難点。