裏取引で警視正に特進した名和平太と相棒の速水警部補の悪刑事コンビは再びおいしい二世政治家死亡事件にかかわり、スキャンダルを掘り当てる。
肝心の事件の犯人・当事者が薄っぺら、事件も誰もが思いつくようなレベル。警察の不祥事や内幕話がそれなりにあるが、本筋とは無関係で羅列のみ。悪刑事にかかわる女子高生も表紙が一番魅力的という低レベル。
わかりやすく、すぐ読めて、スカッとできる、という狙いなのだろうが、大はずれ。 相棒の速水ばかりにつきが回るのが一番のマイナス。「気持ち良く」を狙うなら、二人ともジャックポッド連発、やることなすこと失敗なし、で行かないとね。名和の目線で書かれているので、欲求不満と不完全燃焼が最後まで残ります。読む価値なし。
気持ちいいぞ: ☆☆☆ (名和が何でツキが全くないのか不思議。何で?)
警察は大変だ: ★☆☆ (まじめにやってるのが馬鹿らしいね)
今日のジョグ: 4.8km (31'01" 10日ぶり体が重い)