温泉ライター 山崎まゆみの混浴のすすめ。10年前から混浴をはじめ世界21か国700か所以上の混浴に入湯したそうである。 平均して5日に一湯の割合で新らしい混浴を開拓したのだ、すごい。
問題は、この本は「すすめ」ているのだが、読んでみても「入りたいという気にならない」のだ。雰囲気のある露天風呂、湯量が豊富であったり、泉質のよい温泉には入ってみたい。これでは、この本の意味はないよね。
単純な温泉ガイドか、混浴薀蓄本にしたほうがよかったのではないだろうか。巻末に温泉(混浴)ガイドがあるが、説明が短すぎてガイドとしては不十分。インタネットのほうが情報量が多い状況で、この本を買う意味はなし。
温泉は行きたいけれど: ☆☆☆(混浴がなくなったのは、時代の要請でしょう。昔はよかった、といわれても、、、、)
混浴マナーより、入浴マナーでしょ: ☆☆☆(人の嫌がることはやめようね、と書かれてもねぇ。 当たり前すぎ)