2009年4月17日金曜日

玉英豆腐乳 (台湾みやげ)

壇太郎の「新・壇流クッキング」という本があった。これに、簡単でうまい野菜炒めのレシピがのっている。胡麻油を熱して腐乳と大蒜をいれ、青菜を炒めて出来上がりというものである。手軽だが大変にうまい。本を手に入れたのはもうずいぶんと前のことだが、折に触れ腐乳を購入して、野菜炒めを楽しんできた。卵料理の味付けや、タイスキの隠し味にも使うといい味になる。 そんなことで腐豆は調味料として使うものだと思っていた。
ところが、中国・台湾では朝粥のおかずに腐乳が供される。特に台湾では、ちょっと甘い金山時味噌もどきが載せられた腐乳を見ることがある。これに似たものを先の台湾旅行で見つけたので、買ってきた。
甘みがあるので、野菜炒めには向かないし、毎日粥というわけでもないので、食べる機会が多いわけではない。調べてみると客家のものであるようなので、これを使った料理でも考えてみることにしよう。豚角煮など、甘みのある料理との相性がよさそうである。