2006年版から3年振りに新しくなった。これまでは「東京かわら版」に埋め込まれていたから新刊を楽しみにしていたのだ。
東京を中心に、落語、講談、浪曲の芸人さんが全員写真入りで掲載されている。寄席で見るあの人もこの人も。入門年月から出身地・生年月日、出身校まで全て わかってしまいます。芸との関係はないかもしれないけど、プロフィールをみると親近感湧きますね。同窓や同郷は応援するとかね。
読売新聞には、名うての寄席記者がいる。新宿末広亭に一年間通って全番組を見、記録するという偉業を成し遂げた長井好弘さんだ。長く日曜版の編集長をされていて、現在は編集委員、ブログうたたね帳を連載中である。読売新聞の夕刊に、マイナーの極である「寄席演芸年鑑」が紹介されていた。 長井さんの薫陶だろうか。
全てわかります: ★★★ (インタネットがあるぢゃないというのは、だめなんだ。 年鑑というから神でないと)
資料が充実: ★★★ (演芸本やCD・DVDのリストもありがたい、充実してます)