今はなき「ストリーム」、水曜日の「コラムの花道」での勝谷誠彦氏の熱い語りを思いだす。
氏は、日本の社会は「利権談合共産主義」であり、隠蔽のために「偽装」が行われているという。社会・生活基盤が崩壊しつつあるとして、偽装を晒し「偽装国家」から「実質国家」への転換を訴える。まさに、ストリームで語っていたそのものである。
この意味で、また、本書が2007年刊ということもあり、主張・内容に目新しさはない。
日本を取り巻く環境は悪化しており、崩壊の淵が近づいてきた感を強く持つ。氏が説くように組織・制度が変化のないまま継続させられ、耐用年数を超えたのだろう。氏の役割は、矛盾や異常を暴き・晒し、警鐘を鳴らし続けることであり、行動を支持する。そして、マスメディアの責任は重い。
井の中の蛙大海を知らず: ★★★(居心地のいい環境は壊れようとしている。自ら変らないと。 という気持ちにさせられる)
なぜ政権交代がおこらないのか: ★★☆(現状維持、変化を望まないのは、情報が正しく伝えられていないからだろうと強く思う)
今日のジョグ: 0km (走れず、かつ食べ過ぎる、量をへらさないと、、、)