2010年9月21日火曜日

ララピポ

本を選ぶのはタイトルと表紙。 不思議なタイトルと思わせぶりな表紙につられて借り出す。
表紙の通り、性生活の覗き見である。登場人物は6人、その日暮らしで享楽的だが、東洋的な諦観が底流にある。お互いの生活は少しづつ重なって、読み通すと一つに繋がる仕掛け、題名が曲のタイトルになっているのもいいなぁ。
ララピポは後半で種が明かされる、なるほどね。いろんな人がいるもんだ。
暗い話ばかりでない、結末はちょっとホンワカだが、 気に入ったのは4話「Gimmie Shelter」。蟻地獄的な面白さが楽しめる。
かる~く読めて最後にはしっとり。 1,200円/定価1,500円。
二日続けて走る。 筋肉痛が情けない。 4.8k/34'24"