2009年11月30日月曜日

生もみじ饅頭 (広島みやげ)

生はいい。「生」はびんビールよりうまそうだし、「生酒」もいい。「生ハム」は高級、キリンは「生茶」、花畑は「生キャラメル」、「生」野菜も「生」たまごも新鮮が売りだ。テレビ朝日の「朝まで生テレビ」は「生モノ」?それとも「生ゴミ」かな?
でも、饅頭に「生」があるのは初めて知った。にしき堂の生もみじ。もみじ饅頭の生菓子だけれども、日持ちがして、日数が経つほどおいしくなる、らしい。 モチモチした食感がうまい、と思ったら、餅でできてるのだ。もみじ饅頭タイプの大福ってこと?

2009年11月29日日曜日

ぜいたくな落語家

六代目小さんの襲名があったのは2006年の秋だったからもう3年も前。末広亭10月上席での襲名披露興業で購入。
二代目末広亭席亭が言ったという「いいよ、御曹司の芸だよ」のとおりの控えめな半生記。修行時代も三語楼襲名後も偉大な親のもとで苦労もしたのだろうが全く触れられていないところに、六代目小さんらしさが現れていると感じた。派手でにぎやかばかりが落語ではない、落ち着いた、地味な落語もいいものだ。そもそも寄席の演者がすべてにぎやかだったら面白くない。
この時の昼の部主任はこの前三平を襲名した「いっ平」。世代交代が確実に進んでいる。小さんは相変わらず地味。襲名から今に至るまでポジティブな支援は少ないままのようである。これも五代目小さんの影が消えていないからだろう。でも、六代目はきっと化けるに違いない。 がんばれ小さん。

2009年11月28日土曜日

山梨県産ワイン・展示試飲会

甲州シュールリーは爽やかですっきりと軽く、和食にもよく合う。しかも1,500円も出せばうまいワインがあるのだから人気が出るのも当たり前だ。
少し前のことだが26日に展示試飲会がハイアットリージェンシーに行ってみた。24のワイナリーが5種類ずつ出展している。ガイドをは30ページもある立派な冊子。山梨ワインの意気込みと勢いを感じる。 すべてを試飲したわけではないが、いいなぁと思ったものは: 
蒼龍葡萄酒 トラディッショナルリッチテイスト甲州2008
ルミエール 光
中央葡萄酒 グレイス甲州菱山畑
丸藤葡萄酒工業 07ルバイヤートシャルドネ「旧屋敷収穫」
東晨洋酒 はんで呑めし (どんどん呑むという意味だそうだ)

2009年11月27日金曜日

東京版 アーカイブス

昭和27年から47年までの朝日新聞東京版から選んだ記事に作者が今(2007年)での視点で解説を加える。
新しいのが1972年(昭和47年)、古いのは1952年(昭和27年)だから今から40年以上前。読んでわかるのは、当時のものはすでに全く失われたということ。 この50年は古きを壊し新しい創造の歴史だったことがわかる。高速道路を展望台代わりにする、刺身の92%には大腸菌など、50年の変化の激しさを感じる。
この分野は作者の得意分野なのだろう、安心して読めて、ためになる。
懐かしいから2,300円/定価1,400円

2009年11月26日木曜日

サンクスギビングデー

サンクスギビングデーは11月の第4木曜日。日曜日まで4連休となり、親元を離れた子供も家に帰り、家族が集まるので飛行機も道路も大混雑。スーパーにはターキーが並び、クランベリーソースで食べる。付け合わせはコーンブレッド。おいしいものではないけれど。
Thanksgiving が終わったクリスマスまであと一月、Holiday Seasonの始まりである。モールやデパートではクリスマスツリーを飾りはじめる。セールの文字が躍り、クリスマスプレゼントの特集があり、町中がそわそわしだす。
我が家でも、先月末からハロウィンのフラッグの替りにサンクスギビングのフラッグを飾っている。 これも今週末まで。来週にはクリスマスのフラッグに取り替える予定だ。

2009年11月25日水曜日

"全身漫画"家

漫画家『江川達也』による自作の解説。ジャーナリストの『鈴木隆祐』がインタビューし一人称でまとめたもの。冒頭にある『軽薄な作風の中に、誰にもわからない深いテーマ性が隠されている、、、、ぜんぜん評価されない、、、』がこの本のすべてを著している。漫画に込めたメッセージの解説本である。
彼の漫画を読んだことはないが「Be Free」「東京大学物語」を読んでみたくなった。キャラクターが面白そうだし、作者の狙いをわかった上で読んでみて、メッセージが伝わるのかを知りたいと思ったからだ。
普通の人間は漫画から思想やメッセージを読もうとは思わないだろう。作者も語っているように『テーマは誰にもわからない』のに、入れてしまう特異な作家をもっと知りたくなった。 
楽しく読めてためになる? 750円で買い/定価700円

2009年11月24日火曜日

とくあん 再訪

広島はうまいものがたくさんある。お気に入りの「とくあん」はおでんや。 八丁堀の交差点からすぐで、目印は提灯。この二階にある。
会社の同僚と二人でカウンターの隅に座る。わかめ、大根、オクラのてんぷらが好み。わかめはさっと暖めて、出汁と一緒に大振りのぐい飲みで。
うまいのは酒と酒の肴。『なめろう』は味噌も素材もすばらしく絶品である。 『かき』は味噌と出汁でさっと暖めて小鉢に、これもうまい。 『玉子焼き』はとろとろ、味が濃いわけではないが旨みがぎっしり。この時期は『銀杏」もいいぞ。 
酒もいろいろ。大振りのぐい飲みに、ふちまでたっぷり入れてくれるからありがたい。今日は広島の生酒、ピリリと力がある。田酒もあるのだが、来月青森に行くのでこれはとっておく。
広島は、うまい。

2009年11月23日月曜日

ひろしま お好み焼き食べ比べ (みっちゃん、麗ちゃん、八昌)

広島といえばお好み焼き、イカ天入りだ。
まず有名な『みっちゃん』新幹線口店にいく。時間があったのでじっくり作り方をみた。 まず生地を焼く、キャベツをこれでもかと山盛りに。しんなりしたところでそば、具、上に卵入りのふた?をおいて、ソースをかけて出来上がり。 流れ作業がたのしいし見ていて面白い。テーブルにはソースとマヨネーズ。
ソースは甘めでうまい。ベースの生地はもっちり、そばは固めで歯ごたえあり。イカ天はこりこり感がのこっていて旨みもあり、豚肉+イカ天がベストかな。

広島駅ビル二階にもお好み焼きが集まっている。「よっちゃん」「麗ちゃん」、『・・・ちゃん』というのは名店『みっちゃん』の影響かな。 行列ができていいる『麗ちゃん』には『第二麗ちゃん』がある。すいていたので『第二麗ちゃん』にはいる。 全体に軟らかめ、イカ天もぐんにゃり、そばはベタッとしているが、噛み切りやすいね。 これはこれでうまいのかな。暖簾をくぐるとカウンター、おばちゃんのどっしり感など、懐かしい感じの店。

流川の『八昌』は歓楽街のまんなか。行くのはいつも夜中。「みっちゃん」と同じようにサインがたくさんある。焼くのはお兄さん。夜遅いから流れ作業のお好み焼き作成プロセスは見ることができず。 でも作り方は同じだね。 ここにはつまみもある、ウインナーと蝦焼き、ビールも頼んだぞ。蝦焼きはガーリックてんこ盛り、ウインナーは焼いただけだけどつまみにはいいなぁ。 肝心のお好み焼きは、どうだったかなぁ? あまり覚えていないから、そんなにインパクトのある味ぢゃなかったんだろう。

2009年11月22日日曜日

本坊酒造 甕幻

和幸酒販で買ったもの。裏ラベルの説明によると「小金千貫」を使って創業地の石蔵で「素焼甕」で熟成した焼酎ということだ。
いつものようにお湯割りで飲む。芋の香りが立つが、味わいは甘くてまろやか、ツゥーとのどを通り、とがったところが全くない。その代わりに、ガツンとくる芋パワーはない。これが甕の効果か、柔らかで上品。
薄味にもあわせやすい穏やかな焼酎。甕幻という主張の強い名前でないほうが、味に見合うと思う。ゆったり気分で「だれやめ」には最適。毎日飲んでも飽きないうまい焼酎。

2009年11月21日土曜日

Harley Davidson スカル ネックゲイター

冬のツーリングは寒い。ヘルメットがジェットだから首からあごが特に寒い、指先が冷たい。つま先が痛い。天気がいいとツーリングに行きたくなるから、あったかくする工夫が大切だ。
買ったのはネックゲイター。スカルが付いていてかっこいいHarley Davidsonの純正ウェア。正式名称は「ハーレー・スカル・ウインドレジスタント・ネックゲイター」。長いね。
防風というだけあって表地は目が詰まっていて風を通さない、裏はやわらかくあったかそうだ。 耳も鼻も隠れるけれど、ヘルメットをしたらどうかな。これでもう、今年の冬の首周りはOK。

2009年11月20日金曜日

無双十文字槍

荒れ寺に勝手に住み込んだ「不覚」は宝蔵院流槍術の名手。「大和興福寺」で修業の後自ら破門になった大男である。寺には瓦版読み売りの「佐一」と近所の子供たちが出入りするだけで、半ば隠遁生活を送っている。生活費は佐一が持ち込む怪しげな事件を解決することだ。
「不覚」も「佐一」もいいキャラクター、登場人物も癖のある人間ばかり。槍での活躍は気持ちがいいし、結果としてうまい儲けにならないことも面白い。謎解きのおもしろさもある。 ところが100%楽しめない。事件の当事者の魅力が今ひとつなのが問題なのか?「不覚」「佐一」のスカッとする活躍を読みたい。鬼坊主末法帖とあるからシリーズ化もあるかも。 
次回作に期待を込めて1,400円で買い/定価1,800円

2009年11月19日木曜日

わたし、風俗嬢になりました

高校卒業の後食品会社に勤めるも、仕事への興味は皆無で、入社後も男遊びと不倫中心の生活。入社直後からのブランド品集めがエスカレートして、サラ金の借金が600万円になってしまう。セクハラを機に当てもなく会社を辞めるが、金を返すこともできず、援助交際を経て風俗へと転進。進めたのはヒモのプロ。借金は返し終わるも、ヒモとの生活は切れず風俗で稼いでは貢ぐという生活。
食品会社の内情はすごい。いまどきこんな会社があるのか?と思うが、何の目的もない社員から見るとネガティブなところがよく見えるのだろう。風俗の記述は表面的、すごいお客も変なこともたくさんあるのだろうが、すべてはホンワカ、のんびり。借金を抱えてた女をヒモにして働かせ続けさせ、しかも感謝されるというヒモのすごさに脱帽。
買うなら20円くらいか/定価1,400円

2009年11月18日水曜日

広島銘菓 バターケーキ


広島銘菓は『もみじ饅頭』だけにあらず。長崎堂の『バターケーキ』は行列のできる広島銘菓だそうだ。先週広島に行った折にいただいたもの。 このときはへぇ~、こんなのあるんだ、程度で特に期待もしていなかったたが、、、
中は丸いパウンドケーキ状。しおりまで入っていてなかなか立派。パッケージ、しおりのデザイン、味を守ってウン十年という自信があふれている。 『うまいに違いない』 とわくわく感が高まる。
切ってみると、断面はカステラ状。なるほど丸カステラ、だから長崎堂か、と得心。
一口目、カステラほどのネットリ感はなく、中身がどっしり詰まっているのに軽い味。味も控えめという印象。
ところが食べ進むと『バター(マーガリン)』の濃厚さがどぉ~んと押し寄せてくる。バターケーキの名前に納得。 食べるほど濃厚さがたまり、1/8で食後のデザートには十分でした。 うまいよ。

2009年11月17日火曜日

迎え火の山

村役場の土屋は迎え火を大掛かりにした『採燈祭』を復活させた。村おこしのためだ。盆休みで帰郷した土屋の幼馴染の工藤は、採燈祭が鬼を村に呼んでしまうと、これも幼馴染の早紀にいわれる。鬼のせいか、土屋の祖母の急死、工藤の父の急病など、不可解なことが多発する。
古代の領袖間の権力争いは、いまだに続いている。この実行部隊が領袖ごとに抱えられている呪術師である。工藤は少しずつ真相に近付き、恨みを盛って死んだ人間の怨念である『鬼』を見ることができるようになり、この権力闘争に巻き込まれていく。
古代史の記述が長すぎる上に説明的で物語の流れに乗りにくいし、早紀の変身が極端すぎるという欠点があるが、物語は面白い。
早紀は魅力的なままで終わってほしかった。工藤のバイクはきっとSR400。
山、バイクのテーマを良しとして、2,100円/定価1,800円。 長くとお徳?

2009年11月16日月曜日

すき焼き通

「すき焼き道」とばかり思い込んでいた。一頭買いをしている店から値段ごとに肉を何種類も取り寄せ印象を書く。金鍋と銀鍋、鉄鍋の違いを極める。肉の産地を追求する。だから『道』とおもったら、『通』。道を究めてなべ奉行への指南をするのではなくて、事情に通じた物知りになるものでした。
店ごとの肉の量もわかってしまう。「江知勝」は180g、これは多い。普通は130gから150gくらいだ、こんなことまでわかってしまう。 だから家で食べるときは一人当たり200gで十分、4人家族で800g。100gが1,500の肉なら12,000円だ。ちょっと高いから、すき焼きはご馳走。でも外で飲むことを考えれば安いかな?
すき焼きの名店ルポも面白い。 「和田金」行ったら100g500円の切り落としを買おう。仙台なら「かとう」だ、壱岐は「うめしま」、東京での壱岐牛なら「いぬ居」。彦根は「千成」、すき焼きパックもあり。京都はすごい。お座敷すき焼き「三嶋屋」は値段も高いが味も高級。庶民派なら「キムラ」、値段は三嶋の半分。先斗町の「いろは」はすき焼き丼もあるぞ。東京だって負けていない、「人形町今半のポンズすき焼き」。本場浅草なら「ちんや」。「江知勝」は量もすごい。
すぐに食べに行きたい気持ちのお買い得本、でも新書だから 680円/定価720円(新書って高いね)

2009年11月15日日曜日

松戸 すし松

松戸では有名? な回転寿司。
最近は不況のせいか、広い駐車場が満車になることもなく、待ち時間も少なくなった。100円寿司のスシローがいつも子供連れで満員なのとは対照的。
「軍艦ミートボール」なんてすごいものはないが、ネタもしっかりしているし、子供も少ないから安心。 この価格帯では、「銚子丸」があるけど、はるかに上だよね。 
だから寿司を食べたいときにはここ。 ひとり3,000円でおなかいっぱい。

2009年11月14日土曜日

とくあん の鯖鮨

広島みやげの 「とくあん」の鯖鮨。
注文すると、こぶをのせて竹皮で丁寧に包んでくれる。とくあんはおでんや。 おでんを食べながら見ていて「まずいわけがない」とおみやげに注文。 昨日は深夜の帰宅だったから昼にたべた。
油がのってうまい。 ご主人もうまいですよ、といっていたが、これはすごい。
本当によいおでんやを見つけた。 再訪が楽しみ。

2009年11月13日金曜日

もみじ饅頭

広島といえば「もみじ饅頭」。知ったのはB&Bの漫才だったからもう30年も前。でも、初めて食べたのはつい最近。 「にしき堂」の専売かと思ったらそうでもないらしい。
広島空港出発ロビーの売店にはもみじ饅頭製造機がある。 一度も動いているのを見たことがないのは、最終便で時間が遅いからだろうか。
この売店は親切だ。 箱の有無を聞かれたて、いらないと答えると袋に移し変えてくれ、おまけに試食用にひとつくれる。 
広島は、食事侮れない、とおもう。

2009年11月11日水曜日

チーズ3種

左から、 Bel Paeseクリームチーズ、 小さなカマンベール、そしてチェダーチーズ。 ワイン。 先日のルミナリーのワイン祭りでいただいたもの。
どれも軽いので、甲州とあわせてうまい。 チェダーは軽めの赤でもいいはず。この前買ったマスカット・ベイリーAの南野呂でやってみよう。

2009年11月10日火曜日

昭和三十年代、路地裏パラダイス

東京オリンピックが来る前で高度成長はまだ先のこと。戦後の混乱は落ち着いたが、まだ皆一様に貧しかった時代。作者は幼年期を東京江東区で過ごす。 作者の幼い日を綴ったエッセイである。表紙の写真のとおりの昭和の路地裏出の生活が丹念に描かれる。
貧しかったからこその近所付き合い、ガキ大将、路地裏の遊び、意地悪でおっかないばあさん、物売りの声、豆腐屋のラッパ。運動会のお稲荷さん、大水、病院の不気味さ。 いつも怖かった両親、大人。懐かしく濃密な時間が描かれている。
懐かしい、挿入写真もすばらしい。著者写真もいいから、 1,400円で買い/定価1,300円 (ほんの少しだけど、お買い得)

2009年11月9日月曜日

長生き競争!

同じ町に住み続ける小学校の同級生たちは、70を過ぎても飲み会を開いている。町に帰ってきたかつての「学級のエース 聡」が会に加わり、生き残ったものが金を受け取る、という賭けをはじめる。
悪い人間はひとりも出てこない。家出娘も元スケバンも、不良学生もいいやつばかりだ。厳しい現実と老いのつらさは、暖かい、正しい、親切、でやわらげられる。寿命を意識しているからこそ、のやさしい物語。
人はたくさん死ぬが、それだからこそのいい話 2,100円/定価1,600円

2009年11月8日日曜日

かざま 甲州2008

甲斐ワイナリーのかざま甲州2008をあけて飲む。 買ったのは去年の暮れだから1年間も寝かせたことになるが、、、
甲州らしい、軽くてフルーティーな香りのあとで甘みが追いかけてくる。軽味と酸味、さっぱりと甘みのバランスがいいというのだろうか、これだけでいくらでもいけてしまう。
今年はビンテージイヤーということだから、2009も楽しみだ。

2009年11月7日土曜日

チェケラッチョ!!

沖縄の女子高生 唯は同級生の透に思いがある。姉の美奈はそんな唯をけしかけるが、うまく進展させられない。唯も透も高校3年で進路を決める時期になってくる。
そんな折、美奈の好きな沖縄インディーズのヒップホップバンド「ワーカ・ホリック」のライブに行ったことで、透たち三人組はバンドを結成。透が思いを寄せる渚さんも現れて唯はさらに落ち着かない日々を過ごす。
高校生のやりたいけどやれない、どうしていいかわからない、恋愛がダイレクトに伝わってくる。
かっこいい奈美、頼りになる夫のアンジー、頑固な父親、と登場人物も魅力的。
最後のラップ以外は楽しめた。 1,200円くらいかな/定価1,300円

2009年11月6日金曜日

代行返上

書評で本を選ぶことはほとんどない。題名と表紙、だから手によって読み始めたからには何かひきつけるものがあったはずなのだが。
退屈で冗長なな年金の説明、深みのないキャラクター、スローで山のない展開、と小説として続けることが苦痛である。
年金行政の怠慢と役所のいい加減さ、企業年金の急激な運用の悪化、国民年金の破綻、と年金問題に注目の集まっている中、企画だけで読者を獲得しようとして失敗した見本か。
読み続けるのが苦痛、だから、タダでもいらない/定価1,800円

2009年11月5日木曜日

女信長

戦国時代の小説は面白い。領土を賭けた知恵と力の戦い、社会の大きな変革、魅力的な人物とわくわくする要素がたっぷりだ。
書き尽くされた感のあるこの時代を筆者は、「信長は女だった」という仕掛けで切り込む。前半は女の「魅力」と「直感」で運を呼び込み、活躍がダイナミックにスピード感をもって描かれる。
ところが中盤以降、明智光秀の登場を境に女の「弱さ」が表に出る。普通なら年をとりしたたかになるところが、女信長は弱くなってしまう。弱くてと悩んでばかりの「女信長」は本能寺の変で終わる。後半の主役は信長ではなく、光秀である。
史実とフィクションの間で楽しく読める。 2,100円と値付け/定価1,800円(厚みの割りにお徳)。


2009年11月4日水曜日

うれしなつかし修学旅行

修学旅行は公文書の記録からでも110年を超える歴史があり、公立校の海外修学旅行が始まってからでも25年も経つというのだ。だから誰にとっても懐かしくネタの宝庫でもある。筆者は新聞記事や文献をあさり、事故や事件、歴史を証言を交えて60年代から80年代の修学旅行を俯瞰する。 
昔はすごかった。新幹線に乗る訓練(広島)や記念写真用に並ぶ練習(静岡)があった。歓楽街で先生が生徒と一緒に酔っ払うなどは「よき時代」のアイコンとして。赤痢の多発、修学旅行列車や連絡船の衝突での死傷など、痛ましい事故も数多くあった。過剰反応もあった。高尾山の木刀は暴走族の凶器になるからと販売自粛。すべてが修学旅行が旅行産業の大顧客だったからであろう。農協ツアー、個人、海外旅行の隆盛で修学旅行は輝きを失っていまう。
名札をつけた制服の中学生の修学旅行生は時々都内でも見かける。もう、「旅行中で一番楽しかったのは、マクドナルドに行ったこと」という驚きはないのだろう。
ちょっとの間懐かしさに浸れるから、1,200円と値付け/定価1,600円

2009年11月3日火曜日

東北 小さな町小さな旅

古い町並みの残る町、産業と歴史が調和した町、自然豊かな湧水の町など、東北6県から37の町を選び、町歩きのガイドとして紹介している。
蔵の町喜多方、宿場町の大内宿などメジャーとなったところばかりではなく、 湧水の六郷町、紅花の谷地など、小さいが特徴の在る町も目配りよく選択されている。
驚くのは、各地に明治や江戸期の建築物が多く残り、町並みとして保存されていること。「宮城の明治村」登米、洋風建築の残る「弘前」など、建物探訪として楽しい町が多く紹介されている。
東北ツーリングの行き先を決めたいと思って手に取ったが、歩くガイドとして秀逸。1,800円でも買い/定価1,400円 (お買い得)

2009年11月2日月曜日

山梨ワインツー (帰り)

一夜にして季節は初秋から初冬へ。どんよりした天気で寒い。
帰りの予定で決めたのは、桔梗屋アウトレットに行くことだけ。後は天気しだいと思っていたが生憎の曇り・雨。 結局R140を使って雁坂トンネルから秩父経由で帰ることにした。
紅葉はすでに盛りを過ぎ、天気も悪く錦秋は想像するのみ。それでも南の山梨側は明るく、秩父の暗さとは対照的。雁坂は北も南もトンネルとダムで大きく変わった。もう20年も前だが雁坂峠を越えて甲州から秩父に抜けたのを思い出した。天気がよく紅葉がきれいだったが峠は寒かった。
二人合わせたアウトレットの成果は写真のとおり、最高は信玄もちが16個だから、半分というところか。
走行距離 215.6km

 

2009年11月1日日曜日

勝沼で新酒三昧

秋晴れの快晴の中、ルミエール「新酒祭り」に出かける。いつものようにC2から中央高速経由で石和で車を預けて、電車で勝沼まで戻る。 
工場長はじめ皆が「2009はビンテージイヤー」とおっしゃる。甲州はドライだけれど甘みが後から来てすばらしい。ブラッククィーンはさ酸味があり、さわやかな香りがいかにも新酒らしい。
食事もいい。広田料理長が自ら焼くステーキでワインもどんどん進む。
ブドウ畑、石蔵発酵槽を見学、楽しく充実した一日でした。
走行距離 150.6km