2011年5月31日火曜日

東京かわら版 平成23年6月

表紙は傘寿の入船亭扇橋師、「やなぎ句会」で有名。で、お次は玉川スミ師匠。必ず褒めるかわら版らしい上品なインタビューを楽しむ。 おお、次は談四楼、「落語もできる小説家」も還暦だ、おめでとう。7月には新刊がでるらしいから、著述業としても売れっ子。
続いては、演芸番組をチェック。すっかり、ラジオからBS、CSに主流が移った。演芸用のブルーレイもそろそろ買わないと。
定席も確認しないと、小三治が、末広の下席にでるぞ、池袋は喜多八だ。どちらもいいなぁ。国立の上席は馬生師だ。
まったりとした寄席の雰囲気が紙面から滲み出す。いいなぁ、かわら版。

2011年5月30日月曜日

炭屋 いかなごくぎ煮 (兵庫みやげ)

地震のあとの大阪出張で買った、炭屋の「いかなごくぎ煮」。漁の解禁は今年は3月3日、まだ稚魚だから「新子」、この季節だけのくぎ煮だ。
専用の桟橋まで持ち、船から陸揚げしてすぐに調理するというほど鮮度にこだわったくぎ煮。 旨みが醤油とみりんでじわっと引き出されている。生まれたてのいかなごはホロホロと柔らかく、噛めば海からの旨みが口中に広がり、旨みと甘味が渾然一体となる。酒の肴に、飯のおかずに最適。
聞いたことだけだった「いかなご」は「小女子」のことだった。硬くて大きいから炒めて食べたると旨いが、新子は全く別物と言っていいほど柔らかい。いかなごは面白い魚で小さいほど値が張るということ。新子はだから、一番のごちそうだ。

2011年5月29日日曜日

さびしい女神(仁木英之)

初めて読んだ「僕僕先生」シリーズ。主役は「王弁」、県令のぐうたら息子で今は僕僕先生の弟子。登場するのも魅力的、禁を破って蚕にされた蚕嬢は、タカビーだが根は真面目ていい奴、元殺し屋の「劉欣」、宙を漂う艶な女「薄妃」。
自分が逃げ出したために故郷が旱魃で滅びそうと知った蚕嬢は、帰国を決意。僕僕先生一行も同行して帰国すると、干上がる寸前。
王弁の活躍はここから。旱の女神「魃」と心を通じてしまう。「魃」とかつて戦い敗れた古い神を訪ねて「魃」の住処を探そうとする。
頼りなさそうだが、優しく強い「王弁」、「僕僕先生」の活躍をもっと読みたい。★★★
ジョグ10.05km、1°9'54" (台風の雨のなか、二日連続の10km走り。誰にも合わず楽しいジョグだったけれど、後二週間でハーフが走れるのか?まだ心配だから、来週は20km走りをしないと)

2011年5月28日土曜日

汽罐車 (大木茂)

1963年から72年まで作者が撮りためた蒸気機関車の写真集。山陽本線の電化は64年、東北本線の電化完了が68年、内房線・外房線は72年に電化完了だから、この時代は、蒸気が幹線から支線に、東海道から東北、北海道に、山陽から九州へと消えて行った時代。蒸気が輝いていた最後の時だ。国道4号には車は無く、長大な貨物列車を鉄道が運んだ時代、鉄道は相変わらず健在だった。
担ぎ屋のおばさん、通学の生徒、春の別れ、鉄道が運んだ生活が写し込まれているから、見ていて心に響く。
働けば豊かになり、未来はバラ色であった時代の息遣いが、モノクロの力強い写真で表現されている。
心を打つのはきれいな写真でない、力が写し込まれているからだ。
★★★
ジョグ10.05km、1°8'44" (小雨の中久しぶりの10km超え)

2011年5月27日金曜日

さつま白波

芋焼酎といえばこれ、「さつま白波」。鹿児島で蔵を尋ねたときの記憶が蘇る。南の果て、シラス台地の蔵でじっくり醸される、すっきり飲み口の飽きのこない味。まさに芋焼酎のスタンダートといえる。
ボストンに住んでいたときには、出張で日本に戻ってくるたびに、このパックを2本買って大事にもって帰ったっけ。 当時はまだ紙パックの白波は東京ではあまり売っていなくて、色々と探し回ったのも良い思い出だ。今では普通にスーパーで買えるようになったのはありがたい。
ジョグ4.8km、29'55" (ようやっと30分切り)

2011年5月26日木曜日

隠蔽捜査 (今野敏)

警察小説の主人公は、現場の叩き上げで捜査の腕はいいが出世はしない、あるいは、かつては優秀だったが何かの理由で今は窓際、というようなタイプが多い。
これは、共に、国家公務員Ⅰ種試験合格で、警察庁の総務課長「竜崎」と警視庁の刑事部長「伊丹」が主役。互いに小学校の同級だが、性格は正反対、真面目で四角四面、原則重視の「竜崎」と豪放磊落な「伊丹」。
二人が警察官の犯罪の処置をめぐって対立、さらに「竜崎」は家庭の問題もあり、という中で上級公務員としての職責をどう果たしていくか、という重い内容。だが、物語はテンポよく進む。
真面目だが人間的な魅力なしと思われる「竜崎」の人間的な対応と、包容力と決断力のありそうな「伊丹」が身内の論理に囚われるなど、対立軸も魅力。
あっという間の読了、最後は「竜崎」がいい奴に思えるのが上手い。 ★★★

2011年5月25日水曜日

ハング (誉田哲也)

警視庁捜査一課特捜一係「堀田班」は仲がいい。チームの兄貴分である植草の妹が皆好きなのだ。津原もそのひとり、小沢も良い同僚だ。
チームは迷宮入りだった赤坂の迷宮入り事件を解決するが、チームは解散させられ、ほとんどは交番勤務へ左遷される。公判では、植草に自供を強要されたと主張。植草は交番で首をつってしまう。
不審に思った津原は警察をやめた小沢とコンビを組み、真相に迫る。右翼が警察幹部を巻き込んで仕組んだ事件が明らかになる。
前半は退屈、そのあまり伏線を読み飛ばしてしまうから、チームの解散後に一気に上がるテンポがについていけない。
闇社会に魅力がないし、事件自体が陳腐、津原も小沢も何のために命をかけたのか、が中途半端。津原、小沢はいいコンビでしゃべりも軽快なのに残念。
あっさり殺さないで、コンビものとしての活躍をもっと読みたかった。 ★
ジョグ4.8km、30'01"

2011年5月24日火曜日

これは、温泉ではない (松田忠徳)

温泉教授の温泉ゼミナールの副題は正しくない。ゼミではなくて怒りと諦念の書だ。
温泉を守るべき自治体が引き起こしたレジオネラ菌による死亡事故、名門山中温泉でも死亡事故が起きる、温泉枯渇後20年も沸かし湯を温泉と偽った吉良温泉、掛け流しの湯にも塩素を入れる道後温泉、分かりにく表示をあえて導入した日本温泉協会。
都合の良い情報だけを、あるいは言い換えて開示する。責任を取らない自治体、これは、温泉に限ったことではない、日本全国で行われている偽装とごまかしだ。背景にあるのは、身内の論理で短期的な収益を守ろうとする業界と自治体。
温泉旅館に高い金を払って泊まるのがバカバカしくなる。 ★★
ジョグ 4.8km 31'38"

2011年5月23日月曜日

中田屋 きんつば (金沢みやげ)

金沢行ったら「きんつば」でしょうと、皆が言う。そうかと思って店に行くと、いろんな店の「きんつば」がある。結局どこの何を買うのかわからず、いままで買ったことがなかった。
今回はホテルのコンシェルジュに聞く、「金沢できんつばを買いたいんだけど?」、「それなら、中田屋ですよ、駅の百番街で売ってます」。
百番街にはたしかに「中田屋」があったが、「うぐいす」と「きんつば」があるじゃないか。うぐいすは季節限定で今月末までで心が動くが、まずは定番の「きんつば」を購入。パッケージは普通なのに10個入で1,700円とはずいぶん高い。値段も旨さの一部と思ってエイヤッと購入。あとで気がついたが小松空港でも売っているし、曜日限定とはいえ三越や高島屋でも売っているとは、、、
割ってみると大納言小豆が鮮やか、キラキラ光って透明感もあり、これは旨そうだ。皮は薄くて白、寒天は深い色、鮮やか小豆と、ウマさの三原色。口に入れるとホロホロと大豆が解け、濃い甘みがじんわりと口中に広がる。渋茶と一緒にあっという間に一つ食べてしまう。
高いが旨い、みながすすめるのも納得。

2011年5月22日日曜日

大冠 特別本醸造 辛口

年末に南アルプス市の酒蔵で購入。ここは「横内酒造店」の奥を借りているから場所はすごく分かりにくい。
年末で大吟醸の瓶詰をやっている最中におじゃまして数点購入したのもの一つ。美山錦・はなの舞60%。普通酒だから冷から燗までどんな飲み方でもOKということだが、いつものように常温でやる。辛口というだけあって少し尖ってツンとしたなかに、米の旨みと甘味が感じられる。これぞ真ん中の清酒、毎日ふつうに呑んで飲み飽きない、どんな肴にもあう、という旨酒。
今日は鰹のタタキに空豆という初夏らしいつまみにあわせが、もちろんぴったりの相性。
ジョグ8.7km、50'44" (ひさし振りに長く走る、まあまあ走れて満足)

2011年5月21日土曜日

芝寿司の笹寿司 (金沢みやげ)

殺菌作用のある葉で飯を包んだ寿司ではじめに知ったのは、奈良の「柿の葉寿司」。檀流クッキングを読んで、やってみたいと思っていた。これは今は羽田でも売っている。
昨日金沢でお土産に買ってきたのは、「芝寿し」のもの。駅の百番街で購入。鮭、鯛に鯖の酸味笹寿司。殺菌作用のあるという笹で飯を包むのは、鱒の寿司にも似ているが、金沢らしくひとくちサイズで上品。
二重の笹をはがすと、すし飯は甘く酢もあっさり、押しが緩いから米の粒が立っていながらしっとり。塩と酢でしめられた魚からは旨みが濃縮され引き出されているから、しっとりした酢飯との相性抜群。木の芽の爽やかさとも相まって、初夏に食べるには最適。
うますぎてすぐ亡くなってしまうのが問題か。
ジョグ 4.8km、 32'34" (食べ過ぎと寝不足で体が重い)。

2011年5月20日金曜日

金沢食べ尽くし旅 第三日 (シメは蕎麦)

二泊三日の金沢食べ尽くし旅も最終日。
昼に蕎麦を手繰ろうと、駅近の「やまぎし」へ。ビルの裏手だから近くてもチョットわかりにくい。
入口には自動販売機。白、田舎、粗挽き入りの三つで悩んでいると、ご主人が説明してくれる。「粗挽き入りのL]を注文。大盛りということだそうだ。
座るとすぐに蕎麦の揚げ物が突き出しで出てくるからポリポリ。程なくてできたのは、マッチ坊ほどもある太い蕎麦。箸で持つとピンと立つくらい。蕎麦汁に付けて食べるが、太いから汁が絡まない。蕎麦そのものを味わうが、しっかり噛みしめると粗挽きの食感がたのしい。そば粉をそのまま食べているようだ。半分は山葵と葱でたべ、残りは大根で。味が変わって、大根の辛味と蕎麦汁の旨みに、蕎麦の力が加わって大満足。最後には、蕎麦掻きの焼物まで出てきて堪能。蕎麦は太いから手繰れずに、啜り込むとなった次第。
続いては、道を挟んだ向かい側の金丸酒店に。米の旨みがじっくり味わえるて、常温で旨い純米酒を中心にアドバイスをもらう。手取川、黒龍、天狗舞とどれも逸品ばかり。
さてもう一本は、と選んだのは、加越の大吟醸。試飲してすぐにキメる。ツルリと喉をとおるが、淡白でなくて旨みが喉の奥からやってくる。のどごしがいいから、冷で食前にチロッとだけ呑むに限る。

2011年5月19日木曜日

金沢食べ尽くし旅 第二日 (カレー、焼肉、中華)

二日目は昼からスタート。
金沢といえばカレー。ゴーゴーカレーで「ネバリ」に挑戦。チーズ納豆はネバッて、しかも旨いらしい。エコノミーとかビジネスがサイズだったり、ゴーゴータイムは100円引きとか、一見さんに不親切なメニューもおなじみさんには受けるのだろう。
エコノミー、チーズまで選択して、ヤッパリ納豆は無理、でカツにしたのがこれ。揚げたてのパリパリしたカツは旨みタップリで刺激抑えめ、チーズでねっとりしたルーにベストマッチ。キャベツはうまく食べれないけど。 写真は納豆カレー。意外と旨いとは食べた友人の言。店の感じはチョット汚いチャンカレっていう感じだけど、味も、メニューも良く似ているから、今度は東京店でじっくり対決してもらおう。
夜は焼肉。金沢の名店「味道苑」へ。NHKの前とだからでもないだろうが、きれいで高そう系の店である。
残念なのは、レバ刺しもユッケも自粛中。事件のあったのが近所の砺波だから仕方ないけど。
特上ロースは能登牛の霜降り。見た目は豪華だけど、焼肉で霜降りをうまく食べるコツを未だに会得していない。それなら食べなければいいのだが、表面だけこんがり焼いて中はレア、脂の旨みとつるつる感を塩とレモンで味わうのは、高級焼肉店での醍醐味だ。この店がいいのは、内臓もしっかり旨いこと、もうひとつはマッコリだ。木椀と木杓子では供されるが、ソーダを入れたいところだがここには無し。ジンジャーエールでやってみると、炭酸のパチパチと生姜の刺激が喉越しに深みを与えていい味。

お次はシメのチャーハンだ。片町の路地にある「桃郷酒家」。狭い入口を入るといきなりカウンター。テーブル席は二階のようだ。メニューがベタベタと張ってあり、どれもつまみに良さそうだ。中華料理をつまみにビールを延々と呑む、というのは台湾中華の王道だけれど、こんな店が金沢にあるとは驚き。高菜炒飯もい味で、どれを食べても旨そうだ。四川ラーメンが美味そうだったけど、もう満腹。
近所には有名なヤッホーの店があるというから次回はそちらに寄ってみよう。

2011年5月18日水曜日

金沢食べ尽くし旅 第一日 (Soloで仕込んで高崎へ)

金沢食べつくしの第一夜。
駅前の「Solo」で軽く呑んで暗くなるのを待つ。西口APAホテルの裏、駐車場隣の土蔵のような外観は、周囲から全く浮いているが、中は素晴らしい。落ち着いたカウンターのある一階。二階のテーブル席はそれぞれ独立した隠れ家のようだ。カクテルも充実してるし、シングルモルトも有名どころはきっちり押さえていて、値段もリーズナブル。もちろんバーボンもウォッカもきちんとある。北陸らしくないピーカンだったからビールでなく、マティーニで始めればよかったと後悔。
お次は「長町武家屋敷」にある「高崎」に。郷土料理を食べつくそうというわけだ。
はじめは「小豆貝」。表面の模様が小豆のようだ。石川地方では模様からバイ貝をこう呼ぶらしい。コリコリの食感と苦味のないワタが特徴か。
もうひとつはシラウオの踊り食い。春の風物だから他の地方にもあるのだろうが、とトライ。コリコリが旨い、のどごしを味わうのだと納得。石川の地酒を飲みながら酩酊。で寄ろうと思っていたおでん屋にはいけず。

2011年5月17日火曜日

森繁さんの長い影 (小林信彦)

木曜日が待ち遠しかった頃があった。文春の発売日だからである。コラムや連載が粒ぞろい、当時は新潮のどん底期で、文春の冴えがより目立っていたのかもしれない。 そのなかで少し苦手だったのが、この小林信彦のエッセイ。いつも具合が悪そうなのと、昔の映画についていけない、という感じであった。 小林信彦はずっと前から大好きな作家。オヨヨや、唐獅子シリーズ、自伝的なもの、そして喜劇人や映画、ほとんどすべて読んでいるはずだ。
で、この最新エッセイ集、通してじっくり読んだら、とても楽しい。
相変わらず、体の調子は悪いが、映画は無論、意外とテレビもみてるじゃないか。ストリームと伊集院光の番組がなくなったことを嘆き、政権交代に期待し、そして大新聞がずっと嘘つきだったことを繰り返す。
またこの人の小説が読みたい。 定価1,667円/★★★

2011年5月16日月曜日

プレッツェル (Auntie Anne's Pretzel)

プレッツェルといえば、塩っぱくてかたいスナック。アメリカの国内線に乗るとくれるし、ビールのつまみ、おやつ。独特の形が特徴だけど、塩辛いから積極的に買おうとは思わなかったな。
これは、ソフトタイプ、パンだ。いろいろな味があるけど、シナモンはおやつに、オリジナルやオニオンはヤッパリビールか。
USサイトを見ていたら、ハラペーニョプレッツェルを発見。辛そうだけど食べたい。

2011年5月15日日曜日

飯坂温泉とラーメン (東北ツー)

一日晴れの予報だから久しぶりに遠出を計画する。行き先は温泉教授お勧めの東北の古湯「飯坂温泉」。ここには共同湯が8つもあるし、近所には有名なラーメン屋もあるから、温泉ラーメンのゴールデンコースが出来上がった。
片道300km近くあるから、久しぶりの5時発。朝はまだ寒いからしっかり着込んで出発するが、那須付近はさすがに寒い。渋滞もなく予定通り9時半には飯坂温泉着。駐車場がよくわからなかったから「パルセいいざか」の駐車場にとめる。大震災の避難場所にもなっているらしく朝早くから炊き出し(焼きソバだった)をつくっていた。
松尾芭蕉も入ったという「鯖湖湯」に到着。明治の共同湯を再現したという。番台に入湯券をわたして、扉をあけるともうそこは湯。 脱衣場と浴槽のドアはない。硝子窓を多用した明るい浴槽の真ん中に御影石の湯船が埋めこまれていて、湯がジャバジャバ注がれる。温度は47度、源泉は51度ということだ。
透明の湯にそろりと入るが熱い。ピリピリと熱い湯が皮膚を刺激する。湯を動かさないようにゆっくりと浸かるが、手先足先のびりびり痺れが我慢できずに飛び出す。5分も入れれば立派なものだろう。
温泉の後はラーメンだ。15分ほど走って「伊達屋」に。開店15分も前にもかかわらず何人かが並んでいる。名前を書いて順番を待つシステム。11時きっかりに名前を呼ばれ店内に。カウンターとテーブルの小さな店だ。他の人の頼む「塩チャーシュー 大盛り」に誘われ注文。さっぱりと澄んでいるスープには細めん。全体にチャーシューが敷き詰められている。スープは旨みタップリ、面はシコシコ、チャーシューはやわらかくてしっとり、旨味がどんどん染み出てくる。高評価にも納得。
横風が強くなったが、磐越から常磐道経由で帰宅。
走行距離585.7km
ジョグ 4.8km、3'43"(はまずまずか)

2011年5月14日土曜日

温泉教授・松田忠徳の 古湯を歩く

日経は大学教授を使っての新しい分野の開拓が上手い。小泉先生が15年以上も連載している「食に知恵あり」は今の時代に通用する「旨い物」を教えてくれた。温泉教授の「松田忠徳」は「古湯を歩く」で温泉と日本人のかかわりに光を当てた。
日本全国の古湯の資料を当って歴史を語り、人とのかかわりを記す。多くには共同湯があり、歌人文人が訪れ、名句、名文を残す。古地図に、昭和初期の温泉案内、昔の絵葉書が多く収容されている。それぞれの温泉には今の写真が載せられているが、トゲトゲしくなく懐かしさを感じる。古くから大切にされてきた温泉の魅力だろう。
ガイド本ではないから、所在地図と交通手段と宿が簡単に記されているだけ。読んでみると目の前に湯船が浮かび、浸かりたくなるのは温泉の魅力だけでなく、単行本化に際して全てを再訪したという温泉教授の力だろう。
★★★ 今度は東北、飯坂温泉でも訪れてみよう。
ジョグ 4.8km、31'20" (一週間ぶり)

2011年5月13日金曜日

大仏男 (原宏一)

お笑い芸人を目指すカナとタクロウ。路上ライブにも失敗して、事務所からは解雇、アパートも追い出される。
ネタ造りでやった「霊能者相談」がネットで評判になることを知ってカナはこれで儲けることを思いつく。 事務所のバイトの「マモル」のアイデアで土建屋のパトロンを見つけ、トントン拍子にお客の増加、官僚、政治家、芸能人と人気はうなぎのぼり。タクロウの「大仏卓郎」も存在感を増し、本物の霊能者かと見まごうばかり。昔の事務所のスタッフも金でうまく丸め込み、衣装にも金をかけ、テレビ出演で一気に勝負をかけるところから、再びの急展開。
頑張るカナの周りには、優しい友人のサヤカ、自殺した高校の同級生の静かな励まし、そしてタクロウ。真面目なカナが引き寄せたかいい人ばかり。
一生懸命が報われ、本当の友は身近にいるという、最後はハッピーエンド。
安心して読めて、気持ちがよくなり、元気がでる。 すっきり本。 ★★★。

2011年5月11日水曜日

生命徴候あり (久間十義)

麻酔科研修医の耀子は患者死亡の責任を取らされ医局から追われる。信じて付き合った元の医局の助教授に婚約者がいることを知り、日本を捨てるように耀子はアメリカに渡る。
心臓治療の先端技術を身につけた耀子は、熱心な誘いと日本の患者を救うという使命を感じ、シングルマザーとして息子と一緒に帰国する。麻酔科の元教授を手術で助けたことから、医局の臨床教授へと推挙され、主導的立場として活躍をする。IT長者とは恋人に、株式公開で資産も増え、新病院の理事就任、息子はリトルリーグのエースとして全国大会にすすむ。急上昇するジェットコースターのような日常を送る。
絶頂で迎える病院の医療事故、試合中の事故による昏睡状態の息子、恋人の不可解な死、医局からも追われ、一転急降下の中での絶望。 耀子は終章でついに自分の住処をみつけ、希望をもって再び踏み出していく。
医局の閉鎖的な状況、治療のできない大学病院、ITバブルと破綻が生々しく描かれ、大阪往復の機中も読み続けて一気に読了。 ★★★ 耀子に肩入れしてハラハラドキドキ読む。頑張れ耀子!元気がでることまちがいなし。

2011年5月10日火曜日

初恋温泉 (吉田修一)

文學界新人賞で、芥川賞、暇つぶし読書の対極にいる作家のはずなのに、読んでみたのはタイトルと装丁に惹かれたから。 
柔らかくて懐かしい「初恋」、表紙の緑の下にあるのは「温泉」、もちろんにごり湯。 舞台は五つの温泉、登場人物は男女二人。
同級の秀才美女を射止めた劣等生は、成功したゆえに別れ話を切り出される。ナンバーワンのセールスマンは一番であることが嫌だという妻に愛想をつかされる。不倫の男が待ち合わせた旅館に着くと女は携帯を残していなくなっている。時間をナタでたたき切ったように唐突に話が終わるから、どれも理不尽、納得できないままど読み手は突き放される。
よかったのは純情温泉。高校生カップルの初めての温泉旅行。何時までも続かないという女の言葉が理解出来ない男。 なるほど長じて女は理不尽になるのか、と理解できる。
突き放され、不条理が心地良い。 ★★ 定価1,300円。純文学とは高いものだ。

2011年5月9日月曜日

当確への布石 (高山聖史)

前議員のセックススキャンダルによる辞職の補選。立候補したの大原は「犯罪被害者サポート協会」創設者で、犯罪被害者救済ののゼミを主催する准教授、自らも性犯罪の被害者であるという。
彼女の戦いでの、非合法団体からのサポート表明と身内からのリークによるマスコミでの暴露記事、対立候補の元秘書の暴行事件、自身のセックススキャンダル、選挙戦中の入院、果ては秘書による前議員へのトラップと、致命的な問題がどんどんと出てくる。大原のもとで事件を解決するのが、元公安の平澤栄治。問題ばかりが出てくるから、筋を追うので手一杯、途中で嫌になるが、なんとか最後まで読み通す。
選挙を扱ったミステリーは珍しいかも知れないが、「このミステリーがすごい 優秀賞」と、言うほどのものかなぁ。 最後の結末も、堂々の押出しというよりは肩透かし、という感じ。 定価1,600円 ★★★(時間は潰せたけど、再読はなし)

2011年5月8日日曜日

真田六文銭 特別純米酒

山三酒造で購入。美山錦・山田錦 精米歩合49%とと箱に書いてある。六文銭が光ってるのがいいね。
常温で飲むと、米の旨みが甘く香る、炊きたての米にも似た懐かしく柔らかい香り。旨い飯を食べているようだが、喉越しが良く、ツルリと腹に落ちる。ツィーといくらでも呑めてしまいそうだ。
特別本醸造はもっとすっきりしているというから、こちらも試したくなった。 上田は温泉もいいし、蕎麦もいい、おまけに酒もいいという三拍子揃ったすばらしいところだ。
ジョグ 4.8km、33'08" (連休中に10km走ろうと思ったが叶わず、どころか、33分という情けない締めくくりとなってしまった)

2011年5月7日土曜日

ツオップ 宇治金時

ツオップの人気はペイストリーやスイートブレッド、調理パンの種類の多さにあるのだろう。カレーパン以外は買ったことがなかったが、緑の綺麗さと形の面白さで買ってみたのが「宇治金時」。
甘いウグイス豆はホロホロとしていて、しっとりの生地にあう。 甘いからお茶と一緒に。 変わった形のアンパンでこれはまた旨い。
ジョグ 4.8km、32'59" (33分にならずに良かった)

2011年5月6日金曜日

BERiK着て北信へ (田沢温泉+そば+地酒購入ツー)

連休の谷間の6日、関東は厚い雲の下だが、北信天気が良さそうだ。行ってみたかった田沢温泉 有乳湯がある「山田温泉」とそば、地酒を組み合わせて6時前にでかける。果たして上州は曇で雨も降りそうだったのが、八風山トンネルをぬけると信濃は青空で、浅間山と蓼科山が、くっきり、遠くには八ヶ岳も見える。ただし、5月とは思えないほど寒い、この前買ったBERiK着て来て正解。
R143から外れて5分も走ると「田沢温泉」、細い石畳の両側に旅館が並ぶ。高い建物はなく、風景に建物が溶け込んでいる。落ち着いた雰囲気と風格のある建物は古きよき昭和である。 どっしりとした3階建ては「ますや」。
古い琺瑯看板は、温泉入口にある「富士屋ホテル」が経営する国民宿舎、なんと懐かしいユースホステルも兼ねている。

石畳の最奥が「有乳湯」。近所の人がいっぱい、皆がシャンプーや石鹸を入れたおふろセットを抱えているのは、共同湯で備えつけがないから。
透明のきれいな湯の掛け流し、硫黄の匂いがするぬるい湯。じっくり浸かると冷えたからだがじんわりと温まる、だからバイクで温泉巡りはやめられない。泡が沢山付くのも面白い。
温まった後は、腹ごしらえ。盛りのいいと評判の「草笛 上田店」へ。住宅地の中に突然に現れる広い駐車場の奥に店がある。ちょうど昼時で満車、座敷とテーブルのある広い店内は人でいっぱい。大繁盛店だ。 「盛り」と「かき揚げ」を頼む。桶に蕎麦が山盛りで出てくるがこれで550円とは安い。甘めのそばつゆをたっぷり付けて啜り、噛みごたえののある蕎麦をガシガシと咀嚼。ラーメンで言えばバリ硬、麺の太さも不揃いだから、噛みごたえタップリ。 残りの半分はオロシと汁にとかすと、風味が変わってこれも上手い。玉葱のかき揚げを口直しに食べると、大盛りの蕎麦もあっという間に無くなる。香りは高いが三口でオシマイというような上品なそばより、食べ応えがあるのが一番だ。
お腹いっぱいになった後は、酒。上田といえば、真田幸村と六文銭。「山三酒造」はそのものズバリの「真田六文銭」を醸している。小さな売店には冷蔵庫があって、全種類が揃っているという。米の旨みが効いているという「特別純米」の4合瓶を購入。すっきりした冷でも上手い「特別本醸造」も欲しかったけど、サイドバッグに入らず断念。普通には売っていない「あらばしり」もあるという、これは搾りたて、加水していないから少しアルコール度が高いとは初めて知った次第。次回の再訪を約して、東部湯の丸ICに向かう。のんびり走るには雰囲気のいいところだ。
走行距離 476.5km、帰りも八風山トンネルを抜けて群馬に入るとどんよりした空
ジョグ 4.8km、31'56" (30分台は一日だけの幻?)

2011年5月5日木曜日

どうせ曲がった人生さ (立川談四楼)

立川談四楼39歳から40歳の時に東京タイムス、週刊宝石に連載したエッセイが一冊になって出ている。発行元は毎日新聞。
談四楼といえば、立川流創設のきっかけになった真打試験に落ちた談志の弟子である。筆が立つから著作も多い。最近では日経のプロムナードへでの落語家ならではのエッセイが楽しみだった。
これはもっと若い時で、真打試験や立川流旗揚げの直後だから、文章も尖ってるし、営業での苦労話もはっきり語られているから、面白くて、ちょっと悲しい。 学校寄席が大変なこと、結婚式での司会、ヘルスセンターでの余興。売れないけれど芸はある、悔しさと諦めが交互に顔を出すのは、皆同じだから、共感されるのだな。
古い本だケド、新鮮、落語好きにはぜひ ★★★
ジョグ 4.8km, 30'51" (体調悪しと思いながら走ったけど、1分も早いのはなぜ?)

2011年5月4日水曜日

杉田酒造 五千石

純米吟醸「五千石」は、「道の駅 下野」の目玉として新たに作ったものらしい。下野産の五百万石を58%精米、ラベルには生産者の写真もある。ただし、醸造は「杉田酒造」で、これはお隣りの小山市の酒蔵。
吟醸らしくすっきりしているが、旨みも十分乗っていて、淡麗でスルスルと喉を通るタイプではない。香りはあるが、少しゴツゴツした感じ。ここは、「発光路強力」というすごい名前の酒がある、今度はこちらにトライしてみよう。
「道の駅 下野」は3月末にオープン、地元の少ールームとしての役割もあり、「まるぶん」のもつ煮もここで見つけた物。
ジョグ 4.8km、32'10" (二日ぶりで体も軽くていつもより速いペースと思ったのに、30"も遅いのはなぜ?)

2011年5月3日火曜日

もつ煮本舗 まるぶん

北関東のもつ煮といえば、『永井食堂』。行きたいと思っていながら果たせないでいる。
昨日寄った『道の駅 下野』でもつ煮パックを発見、『まるぶん』の名前は知らないが、キット旨いに違いないと思って購入。後でR50沿いの店も発見。量の多さで有名なようだ。買ったのは小だけど350円とはたしかに安い。 
器にあけてネギをかけて食べると、いがいとあっさり。モツは柔らかく、クセもなく味噌とチョットキツメの塩。唐辛子をドバっとかけて、汁と一緒にどんぶり飯をかっこむには最適。定食屋の味である。
豆腐や野菜は一切無いから、酒の肴にはチョット不向き。

2011年5月2日月曜日

益子陶器市 (北関東チョットツー)

天気がいいから、29日に続いて益子までプチツー。
連休の谷間だからか、震災の影響でか、相変わらず常盤道はすいているが、災害派遣の自衛隊車両が目立つ、友部で行き会ったのは米子の第八普通科連隊。遠くから大変なことで頭がさがる。
さて、坂内坂の賑わいもいつもより少なく、多くが割れてしまったせいか、積み上げの数も少なく被害が甚大だったことがわかる。グラスと皿をいくつか購入。 道の駅で『もつ煮本舗 まるぶん』のもつ煮を購入、『いちご一会』に寄って、デザートバフェを食べて帰宅。
北関東のガソリンは安いがそれでも割引をつかって150円/L、6月に週末1000円の割引がなくなり、トリガー税制も凍結されたから、遠出は少なくなり、週末ごとの大渋滞も解消されるのだろう。
走行距離 266.2km

2011年5月1日日曜日

BERiK ナイロンジャケットNJ-8384-BK

BERiKやArlen Nessの輸入代理店のボスコ・モトがイオンレークタウンにできたアウトレットに出店したというから早速出かける。
Arlen Nessが古くなってきたから買い換えたいと思っていたけれど、XXLは種類が少ないし値段も高いからと一年伸ばしにしていた物。改めて見てみるとずいぶんくたびれている。
買ってきたのは2010年モデルの冬用ナイロンジャケット。今買っても冬までは着ないのだけれど、半額になってるし結構お買い得かな?こBERiKはレーシングスーツでも有名だけれど、サイズはきっちり欧米サイズだから、大柄な自分にはぴったり。満足。目玉のロゴもかっこいいから目立つことうけあい、ブルーはバイクの色にも合うし、いい買い物で満足。
レークタウンの店にはDucatiにまたがってスーツを実際のライポジで試せるようになっているのも結構いいぞ。
ジョグ4.8km 31'36" (体が重いと苦労して走ったのに、タイムがいいのはなぜ?)