2009年4月30日木曜日

蘆筍汁 (台湾みやげ 走った後に飲む)

台湾でよく見かけるアスパラガスジュース。蘆筍が読めなくても絵でわかる。味は単純。アスパラの絞り汁を砂糖水で薄めてレモンを少し絞った感じ。パッケージからもアスパラガス濃縮液に水、砂糖、果糖と檸檬酸を加えたものとわかる。
ジョギングの後に飲んでみた。甘みのなかに、レモンがアスパラの「えぐみ」を補って爽やかさも感じる。運動の後や暑い日に火照った体を冷やしてくれそうである。ブログでは酷評されているけど、そんなにまずいかなぁ? マラソンのスペシャルドリンクには良いかもしれない。甘いので普段は飲むことはないだろうが、もし砂糖不使用でカロリー0なら暑い日の飲料としておもしろい。繊維質も取れるなら機能性飲料として受けそうな気がする。

今日のジョグ: 4.8km (31'15" 体が重い、やせないと、、、)

2009年4月29日水曜日

犯人に願いを

裏取引で警視正に特進した名和平太と相棒の速水警部補の悪刑事コンビは再びおいしい二世政治家死亡事件にかかわり、スキャンダルを掘り当てる。
肝心の事件の犯人・当事者が薄っぺら、事件も誰もが思いつくようなレベル。警察の不祥事や内幕話がそれなりにあるが、本筋とは無関係で羅列のみ。悪刑事にかかわる女子高生も表紙が一番魅力的という低レベル。
わかりやすく、すぐ読めて、スカッとできる、という狙いなのだろうが、大はずれ。 相棒の速水ばかりにつきが回るのが一番のマイナス。「気持ち良く」を狙うなら、二人ともジャックポッド連発、やることなすこと失敗なし、で行かないとね。名和の目線で書かれているので、欲求不満と不完全燃焼が最後まで残ります。読む価値なし。
気持ちいいぞ: ☆☆☆ (名和が何でツキが全くないのか不思議。何で?)
警察は大変だ: ★☆☆ (まじめにやってるのが馬鹿らしいね)

今日のジョグ: 4.8km (31'01" 10日ぶり体が重い)

2009年4月28日火曜日

山形でたべる 三津屋

山形はそばの本場である。昨秋萬盛庵で食べてから、そばとはこれほどうまいのか、と改めて感じ入った次第。
定額給付金・山形旅では、三津屋で板そばを食べる。今回は、別の店を選んでみたのだ。隣の神社に駐車できるのもありがたい。
二人だったので8玉。12玉が「大板」 6玉は「半板」だが、8玉はなんと言っただろうか?
頼まないとわさびは出てこない、そばの味を味わってほしいからだそうだ。なるほど、コシがある麺、汁もさっぱり・きりっとしていて、そばのうまみが沁みるようだ。 
ここは薬味が選べる。今回は季節の桜海老の掻き揚げを頼んだ。これが素晴らしくうまい。ぱりっと揚がった桜海老は、口に入れるとホロッと崩れ、海の塩味がふわぁっと広がる。そばをすすり、えびを食べ、の繰り返しであっという間に平らげる。満足した。

2009年4月27日月曜日

谷地の肉そば 「いろは支店」

山形(東根)空港のそばに「谷地」町があるが、ここの名物は「肉そば」である。コシのあるそばに鶏ガラベースのめんつゆで食べる。冷たいものがデフォルトというのも面白い。ちなみに具は鶏だが、これも歯ごたえ十分。名店といわれる店も数多くある。いろは、一寸亭など。
昨年 いろは本店、一寸亭支店を試したので、今回は「いろは支店」に。暖かいのと、冷たい肉そばを註文する。どちらも650円。大盛り1.5人前、特盛り2人前もあるが、この辺は本店と同じ。この他、各種のそばや、丼メニューなど何でも来いの品揃え。
肉そばは、本店のこってりとは違ってさっぱりした汁。冷たいのはやや塩が勝っているが、暖かいものは甘みがあり、こちらの方がうまい。鶏は約束どおりの歯ごたえのあるもの、麺もコシがありうまいが、さっぱり汁は残念ながら好みではない。 
いろは本店>一寸亭支店>いろは支店 の順番で、濃厚。好みもこの順。

さて、この店のもうひとつのお勧めは、ハーレーFLHTCU。店の横にガレージがあるがこれがガラス張りでハーレーをじっくり見ることが出来る。カスタマイズもされていて見飽きることはない。いっそのこと店内に飾ることをお勧めしたい。

2009年4月26日日曜日

山形・蔵王定額給付金の旅 スモモとさくらんぼの花

JALがはじめた、山形蔵王往復+すき焼き食べ放題 12,000円の旅に行ってきた。
山形空港はさくらんぼで有名な東根にある。空港付近は、さくらんぼの白い花と、スモモのピンクの花が満開でとてもきれいだった。6月7日には「さくらんぼマラソン」がある。昨年は完走のみ、だったがまた行きたくなった。
ここは、谷地の肉そば(去年の秋は食べるだけに800kmも日帰りしたのだ)や、そば、温泉もある。これはまた明日Upしよう。

2009年4月25日土曜日

禁断のパンダ

「このミステリーがすごい」大賞の受賞作。料理小説としても楽しく読めます。
神戸のビストロのオーナシェフ柴山幸太は妻の友人の結婚式に出席したことで、高名な料理評論家とナンバーワンシェフを知ることになる。ところが、評論家の娘の夫が経営する会社の幹部が殺され、義理息子も行方不明になってしまう。この家族は怪しい人物が一杯いて、、
料理の中にホワイトアスパラが出てくる。子供のころのアスパラは缶詰の白。ふにゃふにゃしていてあまりうまくなかった。 グリーンアスパラは全く違うものと思っていた。ほんの40年で世の中大きく変わるなぁ。
審査員はつらい商売だ: ★★☆(売れる小説か否かを見極める人たち。だから、どうしても欠点を見つける読み方になってしまう。楽しくないだろうなぁ)
食べ物小説はむずかしい: ★★★ (読んでると食べたくなります。さすが料理学校出身)

2009年4月24日金曜日

朝天椒王 (台湾みやげ)

朝天椒という種類の四川唐辛子の香油(ごま油)漬け。種も一緒に細かく刻んであり、「一番辛いが、うまさも保証つき」とは店の親父の弁。
辛いものは大好きで、この手のものもずいぶんと買っている。これは辛さでは特級品、飛びぬけて辛いが野菜の甘みとこくも感じられる。唐辛子だけ、まさに一本勝負の味だ。我が家では炒め物に使うだけでなく、辛味のほしいときにちょっと足している。
四川・湖南、韓国、タイ料理、アジアだけでなくメキシコやTexMexと辛い料理は世界中に数多くある。これらは皆唐辛子中心だが、日本の辛味といえばわさび。世界中の食文化を取り込んでいる日本料理だが、唐辛子文化が根付かなかったのはやはり体質や気候・風土が関係するのであろうか。

2009年4月23日木曜日

味全 香菇素蠔油 (台湾みやげ)

茹で野菜を註文するとソース(醤)がかかって出てくることが多い。台北のスーパーで見つけて、ラベルの写真に惹かれて買ってみた。コマーシャルもみつけた 「好吃篇」だから、「おいしいよ」バージョンとでもいうのか。
どろっと濃厚だが、これは本来のオイスターソースでなく、名前の通り茸がベースの精進オイスターソース。どんな野菜にかけてもうまいが味に強烈なうまみと個性があるので、淡白なものよりもしっかり主張するタイプとの相性がいい。
 
で、思い出したのはもう20年も前のカリフォルニアの、いつものごとくの中華料理屋での夕飯のこと。ここの店は何を食べてもうまいから、と普段食べないものから選んだのがKale(ケール)。直径30cmもある大皿に山盛りの野菜を食べてびっくり。苦いようなえぐいような味。このときかかっていたオスターソースベースの醤にたすけられて、同僚と二人で何とか平らげたが「もう二度とKaleは食うまい、だが、この醤はうまいなぁ」と今でも思い出すほど。ずっとあとで、「青汁」の元だと知ったが、この醤は「まずさ」も「うまさ」に変えてしまう力を持っている。

我が家ではこれを「ピータン豆腐」を作るときにも使っている。

2009年4月22日水曜日

R.I.P

実体験を基にしたという作者のカンボジアでの拘束、収容所生活から脱出まで。
酷評と好評相半ば、ということだが、 酷評に1票。
本筋と関係ない挿話が多い、ストーリ・ロジックの展開が安易、長い、が理由。「無理に見えても、これがカンボジアの真実だからね、しょうがないんだよ」と開き直っている感じが、読む気をそぐ。
装丁と帯も気に入らない。中身の薄さをパッケージでごまかそうとしている、と思いたくなる。ポルポト以降のカンボジア史を概観できるのがいい、との評もあるが、そうなのか? 近代史にはもっといいテキストがあると思うが、、
読んで楽しい度: ☆☆☆ (根気がある人はどうぞ)
オレが編集したかった度: ☆☆☆ (オレはしたくない。帯にわざわざ書いたのは、もっと読みやすく、面白くできた、という意味なのか?)

2009年4月21日火曜日

昭和の鉄道

国鉄広報部カメラマンによる1970年代前半を中心とした国鉄写真集。
輸送量増大の要求に答える優等列車の増発、新幹線の開業によるピーク、ディスカバージャパンのキャンペーンと衰退と赤字増大、国鉄解体までを写真と解説でたどる。
国鉄は38年で解体されている。すでにJR発足後20年以上経つことを考えると、高度成長を引っ張ってきた「親方日の丸」の国鉄の歴史は意外と短く、しかし濃密であったことがわかる。JRが国鉄的なものの一掃に腐心したことも。
赤字がかさんでいたとはいえ、70年代は鉄道全盛であった。鉄路は生活を支えていた。国鉄お荷物論が高まる中で、蒸気機関車の引退とディスカバージャパンとアンノン族は鉄道全盛の最後の輝きだったとわかる。
すべてが、ただただ懐かしい。力強い蒸気機関車、ピカピカしていたブルートレイン、廃止寸前でもしっかり走っていたローカル線。鉄道は、身近であるだけに、なくなって初めてはじめて、価値がわかる。
昭和50年くらいにアメリカでは鉄道は産業として成り立っていないと知り驚いたことがある、当時は国鉄全盛であったから。今ならなぜだかはっきりわかる。車での移動が手に入れば、もはや制約の多い鉄道は使えないと。
昭和後半に生きていた人へ: ★★★ (懐かしいです、あの時代が帰ってきます。巻末時刻表のおまけにも泣けます)
蒸気機関車フリークへ: ★☆☆(物足りないでしょう、SL本をお勧めします)

2009年4月20日月曜日

日系中国工場 作業員観察記

製造工場の中国法人での生産部長の経験を綴ったもの。
登場人物は(仮名)と断っているが、どれも実話なのだろう。筆者は事実の語り部に徹し、従業員の気質、就業態度から日常生活、思考パターンまでを、感情を交えず抑えた筆致で記述する。
一人っ子政策がもたらす多くの無戸籍者、コネや地縁の横行、貧しい地方の生活、ばらつきの大きい教育レベル、同じ社内での給与や待遇の大きな差。筆者は工場でのトラブルの遠因がこうした社会システムにあるとして、中国の現状をまず理解しろと言う。その上で、従業員への情報の提供、きちんとした説明、基本からの教育とルールの定着を行えと説く。どれもが腑に落ちることばかりである。
現地駐在の管理者の心得集としての価値あり。実際の実務ではもっと実際に即したノウハウがいるだろうが、、、
懐かしい深圳: ★★★ (毎週のように出張していた。すごい勢いで発展していたが、生産工場や寮は、びっくりするような汚さだった。この本の通りである)
限られた情報の持つ怖さ: ★★☆ (情報を握ることは権力を握ることだ。しかし、今の世の中、情報を秘匿し、情報流通をコントロールすることは難しい。しかし可能な国があることが示唆されている)

2009年4月19日日曜日

筍 (近所の畑)

筍といえば京都が有名だが、出荷量は福岡が多く、我が千葉は関東では一位とのこと。
近所に筍農家があり毎年分けてもらっている。今年は今日がはじめて。鰊と一緒に煮るための大きなものと小ぶりなものをいくつか、全部で6kgを仕入れる。 
筍畑は山の斜面で、地面はふかふか。肥料を入れたりで手入れは結構大変なようだ。
シーズンは4月一杯とのこと。筍を食べると春、出回らなくなると5月の連休で、収穫時期の短さが季節のシグナルになっている。

今日のジョグ: 4.8km (30'20")

2009年4月18日土曜日

バナナは皮を食う

暮らしの手帳創刊号から38号(昭和23年から32年)に掲載されたエッセイを壇ふみが選んでまとめたもの。
今流行の「昭和」ではない、もっと前の昭和。戦争が昨日の出来事で、明治こそ思い出となったが、昭和初年や大正は地続きである、そうした時代の「食」は生きることに直結していた。おむすび、漬物は子供のころ、故郷の味である。しゃけの頭、おこげの香り、長く続いてきた食の系譜は昭和が終わる前に途絶えてしまったことがわかる。
皆が貧しかったわけではない、書き手の多くは時代の先端人、碩学であり、留学、外遊経験を持つものも多い。武者小路公共がベルリンでソーセージを食べスケートをしたのは明治44年のことである。 堀口大學がブカレストの仮面舞踏会にいたのは1924年というから大正13年。彼はニューヨークでクラムを肴にシャトー・ディケムまで飲んでいる。
すごいのは小倉遊亀。1895年(明治28年)生まれの画家は「ついに太陽をとらえた(読売新聞社・1954年)」からとして、「一年もたてば体を構成しているすべても元素は今までとは全く違った連中によって置き換えられているのだ」と書き、身体と記憶の不思議を語っている。入れ替わりは福岡 伸一から教えてもらったが、50年りも前から知っている人もいたのだ。
幕の内は幕下だ(サトウ・ハチロー): ★★★ (駅弁などで一般的な幕の内、何も弁当に懐石を持ち込まなくても良いぢゃないか。まずいともいってる。 納得)
上海の精進料理はうまい(池田成彬): ★★★ (一度杭州で食べたことがあった。うまいことより、肉を使わずに同じ味、食感を作る技にした)

2009年4月17日金曜日

玉英豆腐乳 (台湾みやげ)

壇太郎の「新・壇流クッキング」という本があった。これに、簡単でうまい野菜炒めのレシピがのっている。胡麻油を熱して腐乳と大蒜をいれ、青菜を炒めて出来上がりというものである。手軽だが大変にうまい。本を手に入れたのはもうずいぶんと前のことだが、折に触れ腐乳を購入して、野菜炒めを楽しんできた。卵料理の味付けや、タイスキの隠し味にも使うといい味になる。 そんなことで腐豆は調味料として使うものだと思っていた。
ところが、中国・台湾では朝粥のおかずに腐乳が供される。特に台湾では、ちょっと甘い金山時味噌もどきが載せられた腐乳を見ることがある。これに似たものを先の台湾旅行で見つけたので、買ってきた。
甘みがあるので、野菜炒めには向かないし、毎日粥というわけでもないので、食べる機会が多いわけではない。調べてみると客家のものであるようなので、これを使った料理でも考えてみることにしよう。豚角煮など、甘みのある料理との相性がよさそうである。

2009年4月16日木曜日

コンビニ・ララバイ

子供をなくした堀は、妻と二人でコンビニを始めるが、その妻も子供の後を追うように事故で死んでしまう。 堀はそれでもコンビニを続けるが、魂の抜けたようで経営にも実が入らないままである。息子の事故の原因が自分にあると悩む堀は、妻の事故死が自殺ではないかと考えているからだ。
しかし、堀には人を引き寄せる力があるようだ。悩みや葛藤を持つ人間には、堀が心の隙間をふさいでくれると考えるのかもしれない。コンビニを舞台に坦々と綴られる7人の物語は、しかし、ひとつとして穏やかなものはない。やくざに惚れられたしっかりものの治子、お互いに好きだから分かれた照代と厚志、ヒモの栄三から離れられない克子。皆、生があふれているが、文体は穏やかで、それゆえ、現実感がなく、あの世のことの様でもある。 堀の力は気づかなかった心の傷にも効くようで、読後はさわやか。
がんばらない、の力: ★★☆(一歩引くことが可能にする力もあるのだなぁ)
年寄りはえらい: ★★☆ (老人小説ではない、が、老成した読後感)

2009年4月15日水曜日

昭和30年代モダン観光旅行

作者が集めた昭和30年代を中心とした観光絵葉書とコラム的なテキスト。
コレクションの中から「視覚的におもしろい」モノだけを集めたものだそうだ。グラフィックデザイナーの著者のレイアウトの効果もあり、見て楽しく、一冊がまるごと30年代「絵はがき」となっている。
旅の醍醐味は「遠くの知らないところを訪れ、見たことのない風景・風俗に触れる」ことだが、新幹線の延伸と飛行機の大衆化、高速道路の整備と自動車の普及」が日本を狭くした今、国内で「旅情」を味わうことは難しくなっている。この本はまだ、「国内観光旅行」が「先進でモダン」だった時代を上手に切り取って見せてくれる。御岳山や芦ノ湖、江ノ島は近くても魅力たっぷり。モノレールや羽田飛行場、国際線ロビーは憧れで近くても行くことの出来ない場所だ。この絵はがきで、空想30年代旅行が満喫できる。
国際線ファーストクラスはまさに雲の上だ: ★★★ (ファーストクラスに畳敷きのロビーがあったなんて、、、 スチュワーデスの着物サービスは知っていたけれど)
スキー場は別天地だ: ★★★ (スキー場も雲の上だ、お金持ちのスポーツだったっていうことがわかるなぁ)

2009年4月14日火曜日

だから混浴はやめられない

温泉ライター 山崎まゆみの混浴のすすめ。10年前から混浴をはじめ世界21か国700か所以上の混浴に入湯したそうである。 平均して5日に一湯の割合で新らしい混浴を開拓したのだ、すごい。
問題は、この本は「すすめ」ているのだが、読んでみても「入りたいという気にならない」のだ。雰囲気のある露天風呂、湯量が豊富であったり、泉質のよい温泉には入ってみたい。これでは、この本の意味はないよね。
単純な温泉ガイドか、混浴薀蓄本にしたほうがよかったのではないだろうか。巻末に温泉(混浴)ガイドがあるが、説明が短すぎてガイドとしては不十分。インタネットのほうが情報量が多い状況で、この本を買う意味はなし。
温泉は行きたいけれど: ☆☆☆(混浴がなくなったのは、時代の要請でしょう。昔はよかった、といわれても、、、、)
混浴マナーより、入浴マナーでしょ: ☆☆☆(人の嫌がることはやめようね、と書かれてもねぇ。 当たり前すぎ)

2009年4月13日月曜日

菊花茶 (台湾土産 走った後に飲む)

ジョギング後のアルコールは今日はお預け。 冷蔵庫に入れ忘れたから。 そこで、冷蔵庫から台北で買ってきた菊花茶を飲んでみた。 
成分は、菊花抽出液、砂糖、水。 結構甘い、菊の香りはほとんどしない。菊は熱を取り眼精疲労に効くとのこと。マラソンのときのスペシャルドリンクには良いかも知れない。
中身とは関係ないけど、カンフーパンダがキャラクター。野性・男性的で大熊猫の熊が強調されてます。

2009年4月12日日曜日

日本アルプス一回り

桜が咲くとツーリング季節もスタートだ。このところ20度を超える日が続き、しかも高速1000円も始まった。今回は日帰りで距離を稼ぐつもりで、C2から、中央道・長野道・上信越道と回って関越・外環とつなぐ周回コースにした。 中央道を岡谷JCTで南に下って駒ヶ根まで行くと、南・中央・北アルプスの名山、おまけに富士山・八ヶ岳までもすべて見ることが出来る。 だから日本アルプス一回り。
朝6時30分に三郷から高速6号、C2とつないで中央高速へ。驚いたことに首都高は全く渋滞なし。快調に飛ばして、富士山、白根三山、鳳凰三山、甲斐駒とながめて、10時半に駒ヶ根に。 光善寺(ここは桜が有名)そばの水仙畑をバックに駒ケ岳を堪能。 岡谷JCTまで戻ってから長野道にはいり北アルプスを見る。梓川SAで風景を堪能する予定が、常念から表銀のスカイラインに見とれて、通過してしまう。 最後に妙義山をみて、アルプス一周ツーリングはおしまい。 天気のいい日限定。

走行距離 634.1km。

2009年4月11日土曜日

納豆なめ茸 (茨城みやげ)

なめ茸も、納豆もどちらもぬるっとしているけれど、混ぜるという思いつきがすごい。常磐道でのツーリング時に見つけ、発想に引かれて買ったもの。正直なところ「味」は期待していなかった。で、しばらく忘れていた。
「なめ茸」の瓶詰はよくあるが、これに納豆が入っているのが茨城らしい。実は盛だくさんで、野沢菜とこんにゃくまで入っている。
納豆は大豆の煮物化していて「ぐちょ」、なめ茸の「ヌルッ、プチッ」、こんにゃくの「グニッ」がそれぞれ一体化せずに食感を主張し合い、これを納豆フレーバーが追いかけてくる。
ひと口目は「後悔」、これが、ご飯と一緒にすると意外にいい。慣れなのか、癖になる納豆味にやられたのか。 納豆嫌いでなければ、どうぞ。
動画を追加

2009年4月10日金曜日

かつお 味とろ身 (鹿児島みやげ)

空港で買った鹿児島みやげ。 
以前枕崎でかつおのはらすの一夜干しを買ったことがあり、焼いて食べてみたところ、塩味のきいたうまみと、あぶらの乗った腹身の味わい、そして歯ごたえがよく、大変うまかった。
きょうのものは、調理済みをパックしたもので、そのままでも、温めても食べられるというもの。少し燻製味がある独特の味。

 

2009年4月9日木曜日

百万遍 青の時代

著者の自伝的小説。 小学校6年で救護院に入れるところで終った「少年木馬団」の時代的には次にあたる、15から17までを描く。
三島の自決した日に高校を暴力沙汰で退学させられた惟朔は、孤独のあまり救護院時代の友人を頼るが、盗んだナナハンの持ち主に大きなけがをさせてしまい、身を隠すはめになる。幼馴染の少女との再会と生活は一時の平穏をもたらすが、アウトローへの思いと縛られたくない衝動により、逃げ出してしまう。
70年代という時代を背景に、暴力団、彫師、中退大学生、との交わりの中で生きていくという、一歩踏み外せば破滅の危うい生活をなんとか続けていく。内省的で、孤独、しかしアウトローとの関わりと危険を自らもとめてしまう、という矛盾の中で、女性に囲まれて成長していく惟朔の鼓動が聞こえてくる。 
少年木馬団のようなドキドキ感はないが、時代の空気が伝わってくる。 お勧め。
ナナハン懐かしいなぁ: ★★★(皆があこがれ、でも手がとどかなかった。今は車すら若者を引き付けない)
三島の自決: ★★☆(時代の寵児だったらしいが、今の評価はどうなのだろうか。 金閣寺は図書館にあったが、読んだことは、ない)




2009年4月8日水曜日

明太いわし (博多みやげ)

福岡空港で買ったお土産。「農林水産大臣賞」受賞の作品。
名前通りに、イワシの佃煮に明太子がまぶしてある。そう、まぶしてある程度で明太子の味はしない。タラコいわしと言ってもいいくらいだ。
味は、普通の佃煮、甘い。 明太子のピリッとした食感は、ない。 ご飯のおかずには(あくまでも佃煮として)は良いけど、酒の肴には、ちっと無理。

2009年4月7日火曜日

英国パブストーリー (イギリスガイドブック)

ロンドン近郊の「ロイヤル・オーク」でパブとビターに開眼した写真家の「パブ」話。「ストーリー」のとおりパブ好きになるまで、取材について、看板や料理、パブ案内、最後にはアンケート結果までついているという盛り沢山な内容。写真がPubの魅力を伝えることに大きな力になっている。写真だけ見ても楽しい。
ガイドブックとして役に立つのは、「料理」「パブ案内」程度だが、読み物として十分楽しめる。入口が二つあることや、Pub Sign、なぜ立ち飲みか、パブに多い名前は?などのうんちくもあり。
パブを究めようとするなら、「The Good Pub Guide」や「Aa Pub Guide」が必要か。ロンドン偏重なのも残念。
さあ、Pubに行ってみよう: ★★★(読んでると確実に行きたくなります。 Aleが飲みたいなぁ)
ガイドブック有効度: ★☆☆(この本を持っていても、初めてのPubで注文することはむずかしい。指させばいいのだが、この程度はガイドなくてもできるよね)

2009年4月6日月曜日

魔女

就職浪人中の広也は、TV局・報道部に勤務の姉の水穂から元恋人の焼死事件の犯人探しを依頼される。
広也君はいいなぁ、ハイテンションの瑞穂お姉さんにはお小遣いをもらえるし、優しい美波さんが世話を焼いてくれるし、みかんにも気に入れられて、おばあさんからも信頼される。男は容疑者や目撃者、参考人だけ、行動を共にするのはすべて女性。魔女なんかいるわけはない、と納得していても、不思議現象が続くとすべては魔法のせい、で終わらせるのかと心配になるぞ。最後にはきちんと決着つけている。が、肩透かし感と物足りなさあり。
題名と表紙はちょっとやりすぎ: ★☆☆(題名に引かれて読むとがっかり度大。魔女とは関係がないわけではないが、この表紙と題名は「売るため」の看板)
みかんは超能力者: ★☆☆(神様のいる神社といない神社を見分けられると言ったのは、嘘だったのか。 本当にわかるのなら教えてほしいぞ)

2009年4月5日日曜日

落語のいき 第1巻 お店噺編

落語DVD本。落語入門案内に、日本橋老舗紹介、高座速記の本文に、落語DVDが付いている。2008年暮に木馬館で収録した三遊亭金時「二番煎じ」、春風亭正朝「悋気の独楽」、三遊亭金馬「茶の湯」の三席。
金時と金馬が親子なのは対談で始めて知った。何かと話題の三平一族、木久蔵親子に比べて地味だが、金時もいいねぇ。でも、ライブらしくないねぇ、録画するから客席も緊張してたのかも、笑いも薄いし。 正朝は期待通りのきっちりした落語、この人も地味だけど好きです。
寄席案内は「鈴本」が舞台。ここは寄席自体はエレベータで上がった二階にあって初めてだとまごつくから、 親切か。 寄席自体は末広の方が趣があると思うが。
落語ブームだからね: ★★☆(ファンだから甘いかな。速記は面白いけど、本自体には内容薄い)
廓噺、長屋編もあるけど: ★★☆(お店噺だから日本橋案内、廓と長屋はどこの案内をやるのか?味あり)

2009年4月4日土曜日

40年前の東京

写真家 春日昌昭の撮りためた昭和38年から41年の東京の写真集。新旧混在による混沌、破壊と創造、エネルギーと勢い、が飛び出してくる。
粒子が粗くコントラストが強調された写真は、この時代を切り取るにぴったりだ。当時の東京には芸術家の想像力を刺激する「棘」がいたるところにあった。まだ発色のよくなかった、あるいは三色刷りの映画ポスター、泥絵の具の看板が持っていた猥雑な力、意思と諦観が共存する表情が、春日の写真に確実にしっかりと定着されている。
無秩序で管理されないまま成長した東京は、オリンピックに向けて、再開発、整頓されていき、ぴかぴかにきれいに磨かれた。だが、都市としてのエネルギーは失ったのだろう。この時代がいいかといわれると答えはNOだ、ただしエネルギーは感じ取りたい。この写真集がこれに応えてくれる。
もう一度戻りたい: ★★★ (新しい始まり、未来はもっとよくなる、と皆が信じていたからこそ、未整備で矛盾だらけのなかに勢いと希望が見えるのだ)
高品質、秩序はどこにあった: ★★★(どこにもない、都市がきれいになるにつれ、よくなったのだ、すべてはこの時代のエネルギーが生み出したのだ。そして今また失われようとしている)

2009年4月3日金曜日

博多で食べる 安兵衛

博多のおでんの名店「安兵衛」。もうすぐ満48年になるとのこと。 7時過ぎに入ったときにいたのは、2グループ 5人だった。 
店内には中はカウンターと大きなテーブル席がいくつか。詰めれば50人近くは入るのだろうが、ご主人夫婦とアルバイトの3人では客は10人くらいまでがせいぜいだろう。

ここはメニューがないので、カウンター横の鍋を見て註文した。 自家製のキャベツ巻き、がんもどき、つみいれ、そして、はんぺん、大根、若布、たけのこ、など。 出汁はかなり濃い色をしているが、上品で飽きの来ない味。いくらでもはいるなぁ。
そして、「スジ」ここは、おでんの中に入れないで、ポトフ風にでてくる。 ポトフよりは塩味の煮込みだ。これもうまいが、普通に食べるスジとは全く違い、関西文化圏であることを改めて気づく。
特にお勧めは、大和芋と桜海老の掻き揚げ。これは註文すると暖めて出汁と一緒にだしてくれる。 
あまりにうまかったので、最後に茶飯をとって、掻揚げをおかずにして、堪能した。 おでんとスジ、ご飯と酒を4本くらい飲んで全部で9,000円くらい。 おでんは博多でも高かった。 ここはメニューがないので値段がわからないのが難点。

2009年4月2日木曜日

梅干菜扣肉 (台湾みやげ)

台北のMRT善導寺そばに「逸郷園がある。ここは客家料理の名店で、確かに何を食べてもうまい。
客家料理は味が濃く、ご飯にかけて食べるたくなるものが多いのだが、特に「梅干扣肉」はお勧め。これは簡単に言うと「梅干菜」の入っている豚角煮である。「梅干菜」はからし菜の一種だそうだが、発酵させていて特別のうまみがある。
干して乾燥させたものが一般だが、スーパーで瓶詰めを見つけたので買ってみた。値段は50元くらいだったと思う。
早速作ってみた、三枚肉を3cm角程度に切り分け、圧力鍋で豚角煮を作る。一緒に
梅干菜を入れたときと、出来上がってから梅干菜を入れて煮詰めるやり方を試してみた。お手軽調理で、本物の「梅干扣肉」とは違うのだが、それでも懐かしい客家の味がした。


2009年4月1日水曜日

少年曲馬団

昭和30年代の小学生であった著者の自伝的小説。社会が急激に豊かになる直前を背景として、小学校1年から4年までの生活を描く。
今は隠されていて表からは見えない「差別」や「貧困」がむき出しだった時代が、「特別で早熟、大人が制御できない」惟朔少年を作った。しかし、周囲と折り合いのつけられない少年は小学校4年生にして社会からはじき出され施設に入れられてしまう。
今は文章を素読させる親もいないし、楽しみも金も簡単に手に入るのだから、現代なら全く別の惟朔少年が生まれたことであろう。周囲と違うことをぼんやりと意識している惟朔少年は、これからどこへ行ってしまうのか? この続編は「百万遍」。
萬月の各小説はどれも特別の「力」に満ちていて、読むと主人公に同化してしまう。この小説もそうだ。「空き地」「土管」「砂利道」は同化させるための触媒だ。お勧め。

30年代はどろどろしたパワーに満ちている: ★★★(生きていくだけでも力が要るすごい時代だった、だから皆痩せていたのだ)
惟朔は磁石だ:★★★(ぴったりとくっついてしまう人と反発して離れてしまう人。中間はいないのだ)