2009年2月13日金曜日

渇いた夏 国道289甲子トンネル

叔父の那須の家を相続することになった興信所勤めの男。納得できない叔父の自殺は、女性依頼人の妹を殺した犯人と関係があるのか? いわくありげな依頼人、幼馴染、友人たち、ちりばめられた小道具のいずれもが「渇き」にぴったりとはまる。

国道289甲子トンネルについて、 作者は「険しい阿武隈山脈で阻まれ、未開通」といっているが、奥羽山脈だろう。阿武隈は、なだらか。この甲子トンネルも昨年の9月についに開通した。ライダーにとっては東北への選択肢が増えたということになる。 雪が消えたら出かけることにしよう。入り口には大黒屋もあるしね。

爽快、さっぱり度 ★★☆ (読んだあと、ストンと納得、きっちり楽しめます)
小道具使い方うまいぞ ★★★ (ラフロイグ、ハーフアンドハーフ、薫さんもいいねぇ)