2010年10月5日火曜日

ロード&ゴー

救急車と救急隊員の過剰な説明で始まる。小説に名を借りた 現代の救急医療の課題の紹介なのか、と少しげんなりして読み続けると、
救急車が乗っ取られ、現金の要求と爆発の予告という緊急自体が発生し、物語は一気に緊迫する。
その後の展開でも、救急医療の問題の議論など冗長な箇所が多いが、犯人の特定と、乗っ取りの真意が明らかになる。
元暴走族でいまは運転手の生田、使命に燃える森、沈着冷静な鬼平と魅力ある人物設定もいい。 読後感も爽やか。
でも、アクションに徹するなら救急医療への批判は無駄。 890円/定価1,680円