2010年7月16日金曜日

世界で最も阿呆な旅

地図帳にはロマンがある。子供の頃地図帳を見て海外に行ってみたいと夢想した記憶はだれにでもあるはずだ。
作者は少し変わった形でそれを実現した。世界中の「珍名」をめぐるのだ。地図で探し、休暇を使ってかの地を訪ね、写真を撮って存在証明とする。 
地名が面白いだけで、多くは景勝地でも、秘境でもない普通の場所である。そもそも人が住んでこその地名だから、人類未踏の地であるわけがないが、観光地でもないから、行くのは結構大変そうである。そんな旅を10年以上も続けWebページで公開していた作者の本。「継続は力なり」を感じるなぁ。
情報量はWebでも十分、ただし本の作りはきれいで上品。 980円/定価1,500円。