2012年4月22日日曜日

早見和真 ひゃくはち

題名に惹かれて借りた本。中身も全くわからず。若い男がバーで彼女を待つ、どうもスレ違いがあるらしい。彼女は「佐知子」。以前からの知り合いであることを告げられるが、全く記憶が無い。と、場面は突然九年前の高校野球県大会の準々決勝に転換する。主人公の「青野」は高校球児、それも甲子園が確実視される名門高校の、とわかる。一般入試での入部だからエリート球児ではないから、上手ければ偉いというハイアラーキでは下積み。同じ一般入試のノブとはお互い励まし合う。三年が引退のあとはお互い幹部として寮生活をリードする立場。野球一筋でない、高校生として合コンに励み、冗談を言い合い、赤点を取る。佐知子との出会いと、情けない別れ、も明らかになる。高校生の情熱イッキで一気読み。定価1,400円 ★★