2012年5月22日火曜日

メインの森をめざして (加藤則芳)

アパラチアン・トレイル2,200マイルを走破した2005年の記録。筆者はネイチャーライターとして活躍し、信州トレイルの実現もリードした加藤さん。彼の敬愛するソローの住んだウォールデンポンドの近くに住んでいたものとして、また、ニューハンプシャーやメインの森を散策したものとして興味深く読んだ。実際に自分でも行きたいと思うものとしてガイドとしても適切だ。巻末には詳細な記録があり、リファレンスも充実している。トレイルは一般人が歩けるように整備されているとはいえ、半年におよびテントを担いでの縦走となればこれは大偉業だ。ゴールに近づくに連れ寂しさが増すこと、仲間との交流が熱く語られる。素晴らしい。 ★★★ 定価 2,800円