2009年6月18日木曜日

大阪梅田 本とん平

お初天神通で見つけたのが、「本とん平」。只者でない予感がして思わず入ってしまう。
と、美人だったに違いないおばあさんがカウンターの中に、客は一人だけ空いている。 店内は3角形に鉄板が回してあり、カウンター形式で12、3人は詰めれば入るだろうか。何でも鉄板は開業のときお客さんが造船所だかどこからか、持ってきてくれたそうだ。1cm以上もある厚いもので、もう60年も使っているとのこと。
初めて「本とん平焼」を食べる。チャップとは豚のこと。おばあさんはローススライス(とんかつのものと同じ)を鉄板にのせ、溶いた小麦粉の生地に乗せる、卵もあったかな。 で焼くことしばし。 味付けは、からし、ケチャップ、ソース、マヨネーズも? 食べてみると意外と酸味の強い独特の味。これはこれでうまいかな。 で、次に頼んだのはお好み焼、ベーコンと豚。おばあさん一人で作るのだが、焼きかけで奥へ引っ込んでしまう。見ているほうはこげるのが心配だが、さすが60年の年季。「ちゃんと見てるから大丈夫」。 ビールを二本飲んで全部で3,900円。 う~ん、歴史に金を払った感じ。なんでも、とん平焼の元祖だそうだ。 味は普通かな。