2009年6月30日火曜日

天下御免の極落語

川柳川柳は寄席の人気者。末広の六月下席でも昼の部主任(トリ)。
自伝では子供時代から圓生の弟子の時代、協会分裂事件など、ずいぶんとあけすけに書いている。大酒呑み、破滅型の芸人として知られ、実力はあるのに真打になれず、つらい思いもしていたのだろう。この本でも少しだけ伺えるが、それよりはしくじりの面白さが圧倒的。でも、こんな弟子がいたら師匠も女将さんも大変だろう、落語家ってすごいなぁ。
川柳の人生、まさに、人間万事塞翁が馬である。兄弟子の円楽は引退したが、この人は今が第2の全盛期。「ガーコン」と「ジャズ息子」で人気を維持し、そのうえ、弟子で介護もしてくれるつくしだってちゃんといる。 寄席では大きな声でいいのどを披露してくれる。高座が明るいのがいいのだろうな。 
この本は高座で「本を買え、面白いことは今日は言わない、本に書いてある」といって買ったもの。池袋だったかな、もう何年か前のことである。 なんとサイン本である。