2009年6月20日土曜日

銀座開化事件帖

図書館で本を借りるのは、書店で本を買うよりも「あたりはずれ」が大きい。帯ははずされているし、ポップもない。題名、表紙と著者名を頼りに、二三行ざっと目を通して決めるしかない。Amazonは、情報も多いしレビューもある。履歴からお勧めまで教えてくれる。ただし、情報量の多さ=正確というわけではないのは、世の中の常。「感と経験」が重用される所以である。
明治初年というのは、一体どんな時代であったのか。江戸すでになく、明治まだ確立せず、西洋の様式・技術をそのまま受け入れた時代。新旧、和洋の調和と整合は試行錯誤の中で確立していく、個人レベルでも、国家レベルでも。 
宗八郎もそうした一人、幕藩から薩長の変革に流されるなかで、自身の目的を見つけていく。
「幕末あどれさん」の続編。 これも読まねば。
がんばれ宗八郎: ★★☆ (三角関係はどうなっていくのか。 戦いには処理するのか? がんばれ)
明治がわかる: ★★★ (暮らしは江戸のまま、体制が薩長、が正しいのだろう。この本ででよくわかるぞ)

今日のジョグ: 4.8km (33'25" 久しぶりのジョグ。はじめの100mでやめようと思った。 継続は力なり、を実感してみたい)