2009年12月30日水曜日

秋の大三角

「新潮エンターテインメント新人賞」受賞につられて読む。
横浜のミッション系女子高の里沙と由希は中学二年。高二に憧れの先輩 真央がいる。痴漢探しを頼まれた里沙は真央と近づきになっていく。スジは単純で、文章も読みやすいのだが、設定の突飛さと、地名や場所の具体的なのがチグハグ。無愛想で里沙を避けていた真央の父が急に近づいてきたり、里沙と由希の仲違い、生徒と先生の関係など、 今の女子中学生はこんなもの、と思えばいいのだろうか?
石田衣良氏絶賛ということだが、 読後感は??。 調べてみたら毎回作一人の作家が選ぶという文学賞とのこと。 石田衣良の本を読んでないから、外れるのが当たり前か? 
一応最後まで読んだから 1,100円/定価1,300円