2011年4月2日土曜日

南アルプス遠望ツー (山口温泉と美味小家)

ちょっと雲が多いけれど、山梨は晴れの予想、南アルプス遠望のツーに中央高速に出かける。 
長野は曇りの見込みだから諏訪からの北アは見えないと考えて甲府まで。立ち寄り先を古いツーリングマップの書き込みから、ヌルヌル温泉の『山口温泉』とトンカツの名店『美味小家』と決める。
温泉は住宅地の真ん中、20号バイパスのすぐ裏。狭い路地沿いで分かりにい。普通の民家のよう、車もないから休業と思って、一旦は通り過ぎる。
果たして、ただ一人の客。内湯と露天風呂があるが、湯量は豊富、浴槽の外にどんどん流れるに任せられている。加熱していない湯はぬるくて、アワアワでヌルヌル。『新菊島温泉』には劣るものの、十分ヌルヌルでひんやりも同じ。今日は少し寒いから30分以上もじっと浸かっていたがこの間お客はひとりもなし。じっくり使ったから毛穴から温泉成分が染み込んだ感がある。漬かっている間は冷たかったが、じんわりと汗がでて、服を着たらポカポカ、不思議な温泉だ。
温泉の後はトンカツ。湯村の『美味小家』までは15分。道も調べずナビに頼ったのは初めてだったけれど、表示に慣れると、らくちんで間違いもなし。ナビ通り行ってジャリの駐車場の止めたら、店の前にもバイクを止められるスペースがあった。
店は小さく看板も目立たないから、ちょっとうろうろ。
銘柄豚を揃えている店だから、メニューには「高座豚」「金華豚」「梅山豚」「イベリコ豚」などいろいろ。悩んだ挙句に「アグー豚」を注文。ソースはダメ、時間がかかると念押しされて、じっと待つ。と、待つ価値のあるだけのうまさ。旨みがジュワーと溢れて脂も味が濃い。塩胡椒だけで十分でソースなどかけたら旨みが消えてしまう。ビールを飲みながら銘柄豚の食べ比べというのがよさそうだ、再訪の価値大。

走行距離 313km