2009年11月6日金曜日

代行返上

書評で本を選ぶことはほとんどない。題名と表紙、だから手によって読み始めたからには何かひきつけるものがあったはずなのだが。
退屈で冗長なな年金の説明、深みのないキャラクター、スローで山のない展開、と小説として続けることが苦痛である。
年金行政の怠慢と役所のいい加減さ、企業年金の急激な運用の悪化、国民年金の破綻、と年金問題に注目の集まっている中、企画だけで読者を獲得しようとして失敗した見本か。
読み続けるのが苦痛、だから、タダでもいらない/定価1,800円