2011年6月2日木曜日

凸凹デイズ (山本幸久)

凪海は3人だけのデザイン事務所「凹組」の新人。遊園地のマスコットにデザインしたキャラクターが採用されて、気鋭の女デザイナーが社長のデザインスタジオで働くことになる、凹組で選ばれたのは、キャラクターだけだったから。
女社長は、10年前に凹組を立ち上げた仲間、賞をとって引きぬかれた格好で独立したから、凹組とは深い因縁がある。当時と今をクロスしながら物語は進み、頼りなげな凪海の成長、女社長の微妙な状況、凹組二人の才能がだんだんと明らかになる。
分かりやすいキャラクターと分かりやすいストーリー展開で、デザインスタジオの厳しい実情を薬味にした、成長ストーリー。
明るくて楽しく読めて、読後も爽快。 ★★