2009年4月25日土曜日

禁断のパンダ

「このミステリーがすごい」大賞の受賞作。料理小説としても楽しく読めます。
神戸のビストロのオーナシェフ柴山幸太は妻の友人の結婚式に出席したことで、高名な料理評論家とナンバーワンシェフを知ることになる。ところが、評論家の娘の夫が経営する会社の幹部が殺され、義理息子も行方不明になってしまう。この家族は怪しい人物が一杯いて、、
料理の中にホワイトアスパラが出てくる。子供のころのアスパラは缶詰の白。ふにゃふにゃしていてあまりうまくなかった。 グリーンアスパラは全く違うものと思っていた。ほんの40年で世の中大きく変わるなぁ。
審査員はつらい商売だ: ★★☆(売れる小説か否かを見極める人たち。だから、どうしても欠点を見つける読み方になってしまう。楽しくないだろうなぁ)
食べ物小説はむずかしい: ★★★ (読んでると食べたくなります。さすが料理学校出身)