「つげ義春の温泉」に刺激されて会津 玉梨温泉に行ってきた。「会津の釣り宿」の舞台である。
磐越道を会津坂下で降り只見川沿いのR252をのんびり走る。交通量は少ない。只見線には、昔鉄道写真を取りに来たことがある、当時は夜行だった。今は6時に家をでて9時には着いているのであるから、便利になったものである。
開けたせいであろうか、つげの描く開発から取り残された陰鬱感は全くない。明るく開け開放的である。R400の整備とともに、治水も進んだのだろう、今の野尻川には昭和44年に大水害を起こした暴れ川のイメージは全くない。建物は?だが、温泉はすばらしい。1m x 2m のこじんまりした浴槽に一杯に透明な炭酸水素塩泉があふれている。 早朝3時間走って冷え切った体には少し熱めの湯がちょうど良く、芯から温まる。
有名な玉梨豆腐茶屋でおからドーナツを食べる。砂糖不使用と思えない甘みでうまい。ここの豆腐の価格には納得できないが、ドーナツはうまかった。 このあたりにはほかにも豆腐屋がいくつもある。次回は試してみたいものだ。
この後はR400で、昭和村を探索する。 懐かしい昭和小学校がある。母校の中野昭和小学校は、21年3月で閉校したが、ここは健在。縁があれば交流してみたいものだ。
厳しい舟鼻峠を越えて会津田島へ抜け、R121からつい先週と追った甲子トンネルで白河へ。ここから東北道・北関東道・常磐道経由で帰宅。
帰ってから洗車する。虫汚れがひどくなることで暖かくなったことを実感する。
走行距離 677.3km
今日のジョグ: 4.8km (30'11" 朝3時30分に起きて600kmのツーリング、体は疲れているがタイムはそれなり、というのが不思議)