読むと痩せようと思うこと確実。まず、太っていると将来確実に成人病になると脅かす、予兆なく発病するから、本人も家族も大変だ、と論理的に責め立てる。 だから、痩せるべきであると、宣言する。
ダイエットに失敗した人たちにも優しい、『痩せられないのは意思が弱いのではない、本能だからしょうがない』。そして、『この方法なら確実だよ、痩せるのはすごく簡単で金も掛からない、』と穏やかに説得する。
実践面では、世の中の数あるダイエットを一気に切り捨てる。曰く『本能に逆らっているのだから必ずりリバウンドする』、また、『痩せる薬は世の中に無い』。
自ら広告塔になり、必ず痩せるよ、というのは、作者の成人病に対する強い思いの表れだろう。 エクセルシートもついていて、実用面でも二重丸。
ただし、かつて、ジョギングからマラソンまで導いてくれた『サーロインステーキ症候群』の方が個人的には、好き。